2007年のページ目次

空手古書道連盟表紙に戻る 古書にまつわるエピソードなどを不定期に掲載しています、お楽しみに
空手古書道2006総括
(1)空手道古武道世界交流祭 (2)プログラム 沖縄空手道剛柔流拳志会 (3)日本の武道 空手道 講談社 昭和58年
(4)プログラム空手武道ライブ 研の会2007年
(5)拳法教程、日本拳法入門 森良之祐著 (6)酔拳戦闘理論 龍飛雲著 愛隆堂平成12年 (7)キックの帝王 沢村忠 思い出のアルバム
(8)全日本空手道剛柔会創立50周年 (9)Timeline of Karate history 外間哲弘著 (10)VHD 地上最強のカラテ (11)沖縄空手 秘伝「武備志新釈」
(12)沖縄伝統古武道 初級その型と応用 (13)沖縄伝統古武道 仲本政博著 (14)沖縄小林流空手・古武術の研究 (15)心身鍛錬空手術極意
(16)DVD 芦原空手 サバキテクニック (17)空手家・佐藤勝昭 王道の言魂 (18)ジュニア極真空手入門 (19)写真でおぼえる空手の習い方
(20)「金城裕 米寿謝恩パーティー」レポート (21)少年空手教室 大山倍達著 (22)フルコンタクトKARATE 2007年6月号 (22)小林由佳 空手もえ
(23)これが試し割りだ (24)「新極真会 竹山道場開設パーティー」 (25)全日本空手道剛柔会 相模館 (26)これからの空手20号月心会・近畿連合会
(27)新実戦空手家の眼 無骨者のエレジー (28)中国意拳示准教程 意拳功法 (29)日本古武道の全容 NO.1 (30)映画チラシ 黒帯 KURO-OBI 
(31)DVD 実録!大山道場&黒崎健時 (32)プログラム 第50回全国空手道選手権大会 日本空手協会 (33)武道物語 仲宗根源和著 萬里閣発行 昭和18年 (34)図解 空手道 黄徳信編著 希代書版 中華民国62年
(35)映画プレスシート 黒帯 KURO-OBI (36)プログラム第26回上地流空手道国際大会 (37)船越義珍顕彰 世界松濤武道祭 (38)国際松濤館空手道連盟20周年記念誌
(39)ビデオ 神髄!和道空手 範士・鈴木辰夫 (40) 男たちの星梶原一騎著 (41)忍術・がいど 清水乕三編著 (42)DVD 伝承!封陣の極意 廣木道心
(43)DVD 円誠塾カラテ (44)黒帯 飯田譲治・梓河人著 講談社 (45)心体育道 表の捌き、裏の捌き (46)山梨県空手道連盟50周年記念誌
(47)DVD 心体育道 超護身 クエスト (48)愛されて、強い女にもなれる「魔法の思考」 (49)極真空手 実技入門 (50)格闘家 最強の言葉
(51)実戦中国拳法 太氣拳 澤井健一著 (52)DVD上達レッスン (53)虹をよぶ拳 全4巻

空手古書道2006年総括

2006年は、新刊書の発行が多く入手した一年でした。神田神保町もめずらしい貴重古書が現れなくなっています.デパートでの古本市も少なくなりました。恒例の主だった入手古書は、「武聖 昭和大鑑、拳正道 通信教育講座、天心古流拳法 秘伝実戦技の奥義、日本体育・スポーツ大系8 武道・格技、空拳道 創刊号、空手青年のひとりごと、護身術、プログラム 第24回玄和会大会、沖縄伝統古武道、プログラム 空手道古武道世界交流祭、スヤーサブロー 宮城嗣物語」。新刊書は、「空手文化 創刊号・第2号、沖縄空手通信、BLACK BELT KARATE、日本カンフー革命、極真大乱、大山倍達正伝、転の教え 息吹と気と念の武道、新説!芦原英幸、攻防自在空手拳法 十八の研究、攻防自在 護身術空手拳法、心に響く言の葉、上地流空手道、基本を極める!空手道 実践トレーニング、伝説の武人 比嘉佑直、喜瀬富盛伝 沖縄空手の魂、武田幸三 REAL、意拳心法、武学探求 巻之二、護身裏技、日本空手道 天之形、沖縄空手STYLE、心体育道、意拳入門、武道の心理学入門、FLOW韓氏意拳の哲学、源流・沖縄空手、古伝空手の発想、秒殺の技法」。DVDは、「国際松濤館空手 完全教則、サムライたちの宴、風のファイター、極真 第17回・18回全日本大会、記念王郷斎誕辰120周年 学術思想研討会特集、新極真会 最強を極める空手入門、金城裕 甦える伝統空手、宇城空手、玄制流空手型全集、島田道男 太気拳の実践、時津賢児 自成武道」。足を運んだ大会は、「佐藤塾全日本大会、極真館ウェイト制大会、與儀会館琉球古武術大会、拳道会全国大会、玄制流武徳会全国大会、剛柔会全国大会、和道流連盟全国大会、日本空手協会全国大会、国際松濤館全国大会、常心門全国大会、日本空手松涛連盟全国大会、国際上地流全国大会、新極真会ジュニア大会、武頼漢、国際松濤館世界大会、新極真会全日本大会、極真会館全日本大会、研修会全国大会、CAIOS、極真館全日本大会、全空連全日本大会」。参加した行事は、「真樹日佐夫先生作家生活45周年感謝の宴、新宿ロフトプラス 武道・武術ライブ、佐藤勝昭還暦を祝う会、大山倍達12年祭、「日本カンフー革命」出版記念パーティー、角田信朗講演会、沖縄空手道無心舘東京支部 創立五周年記念演武会、黎明拳舎演武会、躰全道・東京セミナー」。又、大沢食堂への週参は欠かさず、空手古書展覧会2006in名古屋が行われて、日本空手松涛連盟の浅井哲彦先生が逝去された一年でもありました。2007年は、収集した古書、資料の整理を進めたいと思います。

(53)虹をよぶ拳 全4巻 梶原一騎原作・つのだじろう漫画 パンローリング 2007年3月 各1800円空手漫画の名作「空手バカ一代」に先駆けて発表された梶原作品。当時、空手を始めるきっかけとしては大きな影響を与えた作品である。この漫画も極真空手、大山倍達が協力している。ビール瓶切り、直接打撃制大会、野生熊との決闘、ムエタイとの対決など極真空手の逸話がモデルとなっている。連載は「冒険王」(秋田書店)に1969年から2年間掲載。最初の単行本は新書版、全7巻に渡り秋田書店より発行された。発売元のパンローリングは、漫画復刻の専門出版社として梶原一騎、真樹日佐夫作品を多々発売している。B6版、各396・380・380・362ページ。
(52)DVD上達レッスン 一本を決める!空手道 前田利明監修 成美堂出版 2007年4月 1500円現在、実用スポーツ書で主流と成りつつあるDVD付きの技術書。連続写真と解説に映像のDVDが対応している。基本動作・基本テクニック、応用テクニック、組手実戦テクニック、形の基本。試合で勝つ為のポイントを紹介。オールカラー、A5版変型、全143ページ。DVD74分。著者の空手技術書として同じ出版社から、「空手道上達BOOK」、「図解コーチ 空手道」がある。

(51)実戦中国拳法 太氣拳 澤井健一著 日貿出版社 2007年11月 2500円

新装改訂版。1976年の初版上製版発行(写真)から31年、1989年の並製版、1998年の新装版を経ての復刻。表紙の差し替えと、題字を「太気拳」から「太氣拳」に替えられた。中の文章と写真の一部も佐藤嘉道師範による差し替えあり。(這、組手・連続攻撃、あとがきの箇所)30年以上に渡り読み継がれる武術名書である。来年2008年は、澤井健一先生の没20周年にあたる年であり、関連書の発行が望まれる。B5版、全191ページ。

(50)格闘家 最強の言葉 松宮康生著 ゴマブックス 2007年12月 1500円

「最強格闘技図鑑」で知られる松宮康生の最新刊。武道の世界に生きてきた著者が、人生の上で支えとなり影響を受けた言葉を紹介。武道家、格闘家から直接聞いたものと書物で見たものから厳選。大山倍達、黒崎健時、芦原英幸、廣原誠、松本英樹、廣木道心、伊藤泰三、桝田博之、アンディ・フグ、嘉納治五郎、木村政彦、宗道臣、ブルース・リー、アントニオ猪木など30人から65の言葉が登場。「最強の言葉」に続き、その格闘家の紹介とその言葉の意義を解説。B6版上製、全239ページ。

(49)極真空手 実技入門 盧山初雄著 大泉書店 2007年11月 1300円

盧山初雄著「ジュニア極真空手入門」に次ぐ、今年二冊目の著作。従来の極真空手とは違う技術を模索している極真館の空手技術書。今年から顔面ありの大会を開催し、型や武器術も積極的に修練している。オールカラーによる写真と簡潔な解説により構成。実戦の基本、突き、蹴り、受け、投げ、組手、型、鍛錬、原点に帰る空手の全九章。全般に渡り顔面攻撃を意識した空手技術として、特に受け、投げ、鍛錬の章は独自の盧山空手が紹介されている。11月25日の第5回全日本大会(優勝・市川雅也)に合わせて発売。A5版、全191ページ。

(48)愛されて、強い女にもなれる「魔法の思考」 江口美幸著 東邦出版 2007年5月 1400円

前著「世界一強い女。」の第二弾。極真空手の女子世界チャンピオンである著者が、空手を通じて得た精神力・体力・技術力を活かす思考力を紹介。著者の人柄が現れている読みやすく楽しい文体で書かれている。内容は、考える才能、闘いから得た感覚、強くなれる人・なれない人、考え方を変え自分を変える、極真会館での出会い、強くなるための人間関係を築く、妊娠してから、私は極真空手の女になりたい。写真は、11月17日の第9回極真世界大会会場にて。

(47)DVD 心体育道 超護身 クエスト 2007年5月 4800円 

心体育道とは、派手、無理、無駄、隙を生じる動きを一切捨て去った武道理論。創始者である廣原誠自らが編集したDVD。オープニングは貴重映像を集めたものでサバキチャレンジ98決勝戦、テコンドーvs芦原空手USAなど。受けと崩し、投げ、突き、蹴り、無極、捌きの型、捌き・対複数、杖。特典映像として、奉納演武集と本部道場稽古集。本編38分、特典映像32分。他流・他武道などを研究することなく、日常の稽古の中から変化・発展している心体育道創始者である廣原誠師範の動きは驚愕である。

(46)山梨県空手道連盟50周年記念誌 山梨県空手道連盟 平成19年6月

昭和31年に全国で初めて県連を創立した山梨県空手道連盟の記念誌。発刊に寄せて、50年の歩み、50周年に寄せて〜随想〜、50周年を振り返って〜寄稿文〜、県連の歩み、将来について〜記念座談会〜、各種大会概要、所属団体紹介、規約、歴代会長及び県連役員・所属団体一覧。昭和32年5月5日、労農会館で行われた第1回県下合同空手演武大会には、大山倍達師範を招き開催。翌、昭和33年10月17日、県民会館で行われた第2回空手合同大演武会には、山口剛玄、中山正敏、大塚博紀、金城裕ら各流派の師範を招き、6千人の観衆が集まった。歴代会長ページに初代・中村日出男(現、拳道会宗師)が載っている。A4版、全192ページ。

(45)心体育道 表の捌き、裏の捌き 廣原誠著 福昌堂 2006年2月 2500円

心体育道の初技術書。心体育道は、芦原空手を学んだ廣原誠師範が創始した護身術。芦原空手の捌きを追求した表の捌きと健康を追求した裏の捌きがある。

日常の練習もこの両方の捌き練習を半々に取り組んでいる。第1部は、表の捌きの解説として立ち方、十二式、受けの基本動作、各立ち方の基本動作、投げ

の基本動作、捌きの型。第2部は、裏の捌きの解説として呼吸法、食事法、皮膚法、筋骨法。B5版、全268ページ。心体育道ホームページ。

http://www.shintaiikudo.jp/menu.htm 

(44)黒帯 飯田譲治・梓河人著 講談社 2007年10月 1500円

以前に記事として紹介した映画「黒帯」の原作小説。映画を観てから小説を読んでも、小説を読んでから映画を観ても楽しめます。映画にはなかった、黒帯継承後のその後が小説には3ページ描かれています。本の帯はもちろん黒い帯である。又、映画の続編も望まれる。B6版上製、全266ページ。写真は、この小説を手に持つ主役である八木明人氏。
(43)DVD円誠塾カラテザ・捌きNo.2 伊藤泰三 国際護身空手道連盟円誠塾 2007年

国際護身空手道連盟円誠塾は、芦原空手を学んだ伊藤泰三塾長(本部・新潟県佐渡)の空手団体。素手による顔面サバキ技術が円誠塾空手の特徴である。DVDの内容は、顔面攻撃の受け捌き、手刀崩しによる捌き、一挙動で捌く、体重移動と拳の握り方、パンチ攻撃の理想は前屈立ち。30分、4300円。円誠塾ではDVDを積極的に制作している。又、2007年10月7日に円誠塾神奈川道場道場開きが行われ、伊藤塾長による一般部のサバキ講習が行われました。国際護身空手道連盟円誠塾ホームページ。http://www13.plala.or.jp/goshindo-ensei/index.html

(42)DVD 伝承!封陣の極意 廣木道心 国際躰全道連盟 2006年

 

DVD二枚組仕様のもので、Disk1は、躰全道・東京セミナー2006の模様をハイライト版として47分収録。Disk2は、躰全道活動記録2003〜2006として稽古風景、セミナー、技術研究会など19分収録。国際躰全道連盟とは、相互リンクを張らせていただいてます。そして、廣木道心宗家の直指導が受けられる「総合武術・躰全道 東京セミナー2007」が、2007年11月23日に行われます。詳細案内。http://www.budo-japan.com/live2007.html

(41)忍術・がいど 清水乕三編著 戸隠流忍法資料館 昭和59年

案内書 戸隠流忍法資料館

「忍術・がいど」は、忍者、忍術の簡単なガイドブック。歴史、流派、忍術、印、いまの忍者。手書き文字の文面で制作。お土産屋で販売。10cm×14.5cm、全92ページ。「案内書 戸隠流忍法資料館」は、同館にて無料配布。戸隠流忍術について、忍具のいろいろ、伝承者の系譜。この資料館は第34代宗家の初見良昭氏の寄贈・提供により運営されている。尚、戸隠民俗館と忍者からくり屋敷も併設。11.8cm×9cm、6ページ。

(40) 男たちの星梶原一騎著 日本文芸社 昭和48年

「漫画ゴラク」誌に連載された梶原一騎による熱い男たちの物語集。全56話中の29話分を収録。武道、格闘技、スポーツ、政治、芸術、文芸の世界から選出。武道・格闘技からは、力道山、大山倍達、輪島大士、カシアス・クレイ、沢村忠、宮本武蔵、嘉納治五郎を収録。新書版、全238ページ。2007年9月に全56話収録の完全版が、まんだらけ出版局から復刻発売された。日本文芸社版は各話に写真入りだったが、復刻版はイラストになった。巻末に、梶原一騎原作漫画作品リストを掲載。四六版半上製、全356ページ。500部限定、オリジナル梶原一騎Tシャツ付きで7000円。

(39)ビデオ 神髄!和道空手 範士・鈴木辰夫 上・下巻 1999年

和道国際空手道連盟の鈴木辰夫主席師範による空手教則ビデオ。鈴木辰夫師範は、和道流開祖の大塚博紀から20年間学び、1965年からイギリスに渡り40年以上空手指導に尽力。武術としての和道空手を公開。内容は、形(ナイハンチ、チントウ、バッサイ、ニーセーシ、セイシャン、ワンシュウ、ローハイ、ジッテ、ジオン)、基本組手、居捕り、短刀捕りを収録。鈴木辰夫主席師範の力強さと速さある動きは驚きである。各30分。各6000円。

(38)国際松濤館空手道連盟20周年記念誌 国際松濤館空手道連盟 1998年10月

サブタイトルは、武道家・金澤弘和とともに。内容は、空手の流れとSKIFの歩み、メッセージ(関係者、空手界、国内・海外支部)、金澤館長対談集、SKIF紹介、大会記録。B5版、全120ページ。尚、来年2008年は30周年記念となり、記念誌も発行予定。

(37)船越義珍顕彰 世界松濤武道祭 船越義珍顕彰会 2007年6月

2007年4月20日、沖縄で行われた船越義珍顕彰碑建立の記念誌。船越義珍没50周年にあたる今年、沖縄の護国神社に「空手に先手なし」の顕彰碑が建てられました。日本空手松涛連盟、国際松濤館空手道連盟、沖縄空手の諸流派団体が中心となり実現されました。記念誌の内容は、刊行にあたっての関係者挨拶。翁を偲ぶとして、船越義珍の生涯(今野敏)、船越義珍先生の思い出(岡崎照幸)、船越義珍に想う(金澤弘和)、義珍翁挿話(船越義彰)、義珍翁の言葉・空手の話、船越義珍翁略年表。事業報告として、松濤武道祭役員一覧、除幕式・奉納演武、国際交流技術セミナー・レセプション、新聞報道、世界大会。船越義珍ゆかりの写真と、多くの行事写真が掲載され一連の記録となっている。B5版、全112ページ。頒価2000円。

(36)プログラム 第26回上地流空手道国際大会 下地派上地流空手道本部

 2007年8月12日、東京・八王子で行われた大会のプログラム。本土で行われている数少ない上地流空手の大会。試合は型と組手試合があり、一般組手はフランス上地流のティエリ・バトラン選手が2連覇の優勝。バトラン選手の師である島袋幸信先生は、昨年に「上地流空手道」の著作を出版。(2006年記事参照)今大会に参列されていました。途中、沖縄エイサー表演、模範演武がありました。写真は、主催者である国際上地流空手道連盟の下地康雄会長。A4版横版、全54ページ。当日300円にて販売。

(35)映画プレスシート 黒帯 KURO-OBI クロックワークス 2007年7月

先に紹介した映画チラシのプレスシート。解説、物語、出演者・スタッフプロフィール、空手の歴史(外間哲弘)、映画「黒帯」誕生まで。「空手に先手なし」という、空手の精神がテーマの本格空手アクション作。B5版変型、全14ページ。写真は、チラシとプレスシートを手に主演の八木明人氏。

(追)追加写真は、チラシを手に同じく主演の中達也氏。

(34)図解 空手道 黄徳信編著 希代書版 中華民国62年

「ダイナミック空手」の台湾で発行された海賊版。本文で極真や大山倍達の表記は全くない。説明が正武館の鈴木正文館長にすり替わっているトンデモ本。大山倍達の写真はほとんどカット。A5版、全110ページ。

(33)武道物語 仲宗根源和著 萬里閣発行 昭和18年

武道の各流派についての紹介。伝記風の読み物。内容は、神陰流の巻、卜傳流、柳生流、一刀流、二天一流、直心影流、無刀流、北辰一刀流、心形刀流、鏡新明智流、講武所、柔術柔道、無名達人、諸流名人達人、空手道、神道無念流の巻。空手道の巻では、松村宗棍、糸洲安恒などを10ページに渡り紹介。著者の空手著作として、「空手研究、空手の話、攻防拳法空手道入門(共著)、空手道大観(編著)」があり榕樹書林から復刻。B6版上製、全529ページ。東京・町田の古書店で3000円で購入。

(32)プログラム 第50回全国空手道選手権大会 日本空手協会

2007年7月7日〜8日に行われた大会プログラム。日本空手協会小史、船越義珍最高師範・中山正敏主席師範紹介、大会進行表、出場選手、競技組合せ表、過去の大会記録、支部・団体一覧、出場団体紹介、広告など。A4版、全170ページ。会場にて500円で販売。50回の記念大会ですが、50年前の1957年は日本空手協会が社団法人に認可され、船越義珍最高師範が逝去した年でもありました。開会式で大会功労賞として大会歴代優勝者39名が紹介・表彰されたのが印象的でした。尚、会場に来賓として第1回大会の優勝者である金澤弘和氏や極真空手の初代世界チャンピオンの佐藤勝昭氏がみえていました。ところで、大会プログラムは、大会会場でしか入手が難しいものである。資料として有益なものであるが、各ホームページや専門雑誌でも紹介されることが少ない。
(31)DVD 実録!大山道場&黒崎健時 アッパー 2007年7月 4000円、2000年に発売されたビデオのDVD版。DVD化にあたり2部構成となり再編集された。収録時間が2倍以上となった。サブタイトルは、蘇える43年前の極真空手伝説。第1部 極真の曙。2大スクープ映像が時を越えてDVDで公開。大山道場稽古風景、1964年のルンピニーで行われた藤平vsハウファイ。そして、大沢昇撮りおろしインタビューが約20分収録。「1964年ムエタイとの遭遇、1972年8月タイに於ける対デンタイ戦の出来事、1964年vsハウファイ戦の試合内容と勝因について、タイからの帰国とその後の稽古、ボクシング習得、大山館長への想い、ボクシング習得の意義、空手〜総合格闘技」。第2部 黒崎健時とその遺伝子たち。新たに収録されたのは、藤原敏男vsムンチョン、藤原敏男vs中村省三、島三雄vs花井岩、岡尾国光vsベニー・ユキーデ。インタビューとして佐山聡、ジョン・ブルミン。写真はDVDを手にする大沢昇。裏ジャケットは、1967年にタイ遠征した時のワイクーをする大沢昇。その箇所にサインを入れていただきました。(ビデオに続きサイン一番乗り!)
(30)映画チラシ 黒帯 KURO-OBI 流派・団体を越えた空手家達による本格空手映画。剛柔流明武館の八木明人、日本空手協会の中達也、極真会館の鈴木ゆうじの3人が主演。昭和初期、古からの伝統空手を未来に伝える男達と継承の証「黒帯」をめぐる物語。監督・長崎俊一。原作本は「黒帯」飯田譲治・梓河人著、講談社刊。又、武道や中国拳法に造詣の深い須藤雅宏も出演。クロックワークス配給。95分。2007年10月公開。
(29)日本古武道の全容 NO.1 日本武道館発行 昭和53年第1回全日本古武道演武大会記念特集号。月刊武道別冊。昭和53年2月19日・日本武道館で行われた第1回全日本古武道演武大会のプログラムにあたるものを演武写真を加えてまとめたもの。46流派が参加演武。剣術を中心に弓術、薙刀術、柔術、杖術、槍術、居合術、抜刀術、空手など。空手は琉球古武道、和道流、王統流が参加。それぞれ流派の由来と系列、演武者、演武種目を紹介。A4版、全93ページ、定価1000円。

(28)中国意拳示准教程 意拳功法 謝永广編著 姚承光顧問 北京体育大学出版 2007年1月

中国で出版された意拳の技術書。基本の站椿、試力、摩擦歩、発力を姚承光老師が実演。編著者は1999年に姚承光老師に入門。B5版、全110ページ、全カラー。印刷7000冊。(中国の本は印刷数が奥付に記していることが多い。日本の武道・武術書は、小さい出版社で初版3000冊で、平均5000冊が一般的。大手出版社でも10000万冊は稀である。)東京・神保町の中国図書専門店で2980円で購入。

(27)新実戦空手家の眼 無骨者のエレジー 新実戦空手道宮川道場 2006年

山梨にある新実戦空手道宮川道場の宮川博人館長の空手道歴40年記念誌。宮川道場は士道館空手、硬式空手、キックボクシングを採り入れた新実戦空手道。「情報山梨」に掲載された時報22回分を中心にまとめたもの。中国、モンゴル、イランでの空手紀行も掲載。B5版、全90ページ。

(26)これからの空手 20号 月心会・近畿連合会 平成17年

琉球少林流空手道・神月円心流古武道月心会(岡田俊郎宗家)の機関誌。平成16年の出来事、近畿連合会地区支部ガイド、昇段レポート、会員名簿など。B5版、全68ページ。

(25)全日本空手道剛柔会 相模館 創立20周年記念誌 2004年

全日本空手道剛柔会の相模館(山田繁樹館長)の記念誌。祝辞、あゆみ、指導者紹介、道場紹介、海外活動、相模館あゆみ、大会成績、全国大会成績記録。A4版、全36ページ。
(24)「新極真会 竹山道場開設パーティー」レポート 伝説の極真空手家、キックボクサーとして知られる竹山晴友。極真会館総本部、大沢ジムを経て、昨年、新極真会に復帰することになりました。5月2日から埼玉県三郷市で道場練習が開始されました。そして、2007年5月26日、東京・新小岩の料亭にて「新極真会竹山道場開設パーティー」が行われました。当日は、極真の先輩にあたる南里宏師範、FSA拳真館の羽山威行館長、MAキック元チャンピオンの飛鳥信也氏を始め、極真関係者、空手・キック・ボクシングなどの格闘技関係者、竹山師範の実兄、竹山師範の奄美同級生、竹山道場の門下生、スポンサー、記者、武道具店主など約40人程が参加しました。オープニングは、南里宏師範による試し割り演武と竹山門下によるミット打ちが披露されました。途中にベリーダンスの表演があり、会場を盛り上げていました。当日、参加出来なかった大沢昇先生からの祝電も紹介されました。最後は、竹山師範の号令のもと気合をかけた基本合戦で締めくくりました。又、「道場で強い選手の育成と子供達に空手の素晴らしさを伝えていきたい。」と、意気込みが語られました。今回は、竹山晴友師範との親交から記事にしました。新極真会竹山道場ホームページ。http://www.takeyama-dojo.com/
(23)これが試し割りだ 大山倍達著 日貿出版社 1984年

数多くある空手書で、試し割りをテーマとした本はこれだけである。極真空手の創始者である大山倍達館長は、その試し割りの凄さでは空手界でも圧倒的であった。牛の角折り、ビール瓶切り、板やレンガや自然石割りなど人間の常識を超えた試みに挑戦してきた。その試し割りの種類と技術のコツを紹介したのが本書。B5版、全125ページ。この本は、極真総本部で試し割りに長けていた南里宏師範が、実質まとめたという。南里師範は、ブロックつるし割りを成功させたことで知られており、66歳の現在でも鍛錬を継続しています。(写真は、2007年5月26日、新極真会竹山道場開設パーティーにて。)

(22)小林由佳 空手もえ 塚原孝顕撮影 扶桑社 2007年5月 1995円

今、最も有名でマスメディアにでている女子空手家といえば、小林由佳である。芦原会館・西山道場に所属して数多くの空手大会で優勝、入賞を果たしてきた。その愛らしいルックスから「空手界のアイドル」と呼ばれている。テレビ、新聞、雑誌に頻繁に取り上げられており、今回は初の写真集の発行となった。オールカラーページの中味は、大学構内、自宅、道場練習、空手大会、プロリング、コスプレ変化、香港ロケ。A4版、全96ページ。そして、写真集の発売記念として5月26日、東京・ブックファースト渋谷店でサイン会が行われました。2局のテレビ取材カメラも入り、50人以上のファンが列をつくりました。尚、この記事は「フルコンタクトKARATE 2007年8月号」にタイアップ掲載予定。小林由佳ブログ。 http://blog.bodymaker.jp/user/yuka/007/

(22)フルコンタクトKARATE 2007年6月号 「特集 昭和の侍 田中光四郎」 福昌堂 760円

不二流体術第二代宗家勇退記念として特集された号。不二流体術の技術、インタビュー記事。2007年4月23日発売。尚、同誌で読者相談ページ「いったいどうすれば・・・光四郎先生!」も毎号連載中。写真は、5月15日に行われた靖国神社・能楽堂での演武会にて、田中光四郎第二代宗家と大島竜太郎第三代宗家。不二流体術公式ホームページ。http://www.fujiryu.jp/

(21)少年空手教室 大山倍達著 講談社 昭和45年

極真会館・大山倍達館長による子供向けの著作。のちに空手界に影響を与える劇画「空手バカ一代」が始まる前年に同じ出版社から発売された。サブタイトルは、ぜったいに負けない護身術。絵は田染幸雄。内容は、びっくりものしり編、空手のわざのひみつ、強くなるための訓練など。新書版、全206ページ、290円。尚、大山館長による子供向けの著作は、空手教室、BOYS KARATE、ウルトラ護身術手帳、わんぱく空手がある。この本は、当連盟でも所有しておりませんが、名古屋のNさんの提供と希望により今回の記事にさせていただきました。当連盟の知る限りこの本を所有しているのは、鎌倉のHさん、神奈川のMさん、福島のOさんしかいません。古書店はもとより、古書目録やオークションにも現れたことがない貴重書です。市販された大山倍達の著作では最も入手困難なもの。*Nさんから提議された「考察」

(20)「金城裕 米寿謝恩パーティー」レポート

平成19年4月30日、東京・メルパルク東京にて「金城裕 米寿謝恩パーティー」が行われました。金城裕先生が宗師範を務めている日本空手道研修会の関係者、空手界からは剛柔会の山口剛史会長、国際尚武会の藤本貞治会長、神道自然流良武館の小西康裕館長、琉球古武術保存振興会の井上貴勝会長、建武会の篠田剛先生、琉球空手国際研究会のパトリック・マッカーシー会長、無心舘東京支部のジョー・スウィフト支部長を始め、イギリス、イタリア、オーストラリアなどの海外からの参列も目立ちました。又、出版関係者も多く約150人の参列があった盛況なパーティーでした。途中、沖縄舞踊、島唄や三線の公演もあり、会場が沖縄ムードとなりました。記念品として、先の記事で紹介した復刻本「写真でおぼえる空手の習い方」とフォトDVD「空手に生きる 金城裕のアルバム」(50カット、11分)が全員に渡されました。

(19)写真でおぼえる空手の習い方 金城裕著 壮神社 平成19年5月 5000円

昭和43年に発行された同書の復刻版。金城空手をまとめた空手技術書として復刻が望まれていた。今年に米寿(88歳)を迎えた記念として発行。復刻版に寄せてが2ページ追加掲載された。空手を始める前に、基本技の練習、基本の型の練習の3部構成。「空手とは何か」という命題に取り組んできた研究書でもある。A5版上製函付、全259ページ。限定500冊発行。尚、今回の復刻にあたり半年前から準備を進め、当連盟が協力・資料提供をさせていただきました。

(18)ジュニア極真空手入門 盧山初雄著 ナツメ社 2007年3月 1200円

子供向けの空手技術書。基本から移動、型、組手、補強運動に至るまで道場稽古の流れを分かりやすく紹介。子供が読んで使えるように簡素な文章と写真による構成。空手コラムや親に向けた「極真空手を学ぶ子供たちに思う」の章もあり。A5版、全200ページ。

(17)空手家・佐藤勝昭 王道の言魂 天海源一郎著 幻冬舎ルネッサンス 2007年3月 1300円

極真初代世界チャンピオン、佐藤塾宗師である佐藤勝昭の考え、想いを短い詩のような文に表した一冊。厳しい世相の中、空手家・武道家として叱咤激励する文にあふれている。修練、教育・家族、道理、回想の四部構成。新旧の写真も掲載。新書版上製、全183ページ。写真は4月15日に行われたPOINT&K.O.第二回国際空手道選手権大会にて。大会終了後、出版記念も兼ねたパーティーがありました。

(16)DVD 芦原空手 サバキテクニック 西山道場篇 クエスト 2007年4月 5600円

フルコンタクト系の空手大会で数々の好成績を築いている芦原会館・西山道場。女子選手の小林由佳、岡田円を始め、選手達の強さの秘密を公開。芦原会館東京本部・西山道場の西山亨師範による解説。芦原英典館長はオープニングとエンディングにイメージ出演している。そして特典映像として、芦原英幸初代館長の貴重映像が約37分に渡り収録されているのは嬉しい限りだ。1986・87年の北海道審査会の映像が収録。今年の4月25日は芦原英幸13回忌にあたりその記念作品でもある。20年前に発行されたビデオ「実戦!芦原カラテ」のDVD復刻も望まれる。 

(15)心身鍛錬空手術極意 都天龍著 新日本空手術防犯普及会 昭和33年

空手というより護身術、忍術に近いもの。心身強健法武道竹割りの術、敵の力を取り我体を重くする法、頭部にて瓶及び瓦を割る術、火箸を曲げる法、身体殺活図解略説、精神統一法、呼吸で諸病を治す法など。簡単な文による解説のみ。まさに昭和30年代の作りである。本というより一枚の紙を折った体裁。B5版、6ページ。定価200円。(実演伝授料)

(14)沖縄小林流空手・古武術の研究 津波清著 沖縄小林流空手古武術研究会・伊祖武芸館 平成18年

沖縄で制作・発行された空手技術書。内容は、武道としての伝統空手、沖縄伝統空手・古武道の源流をさぐる、沖縄伝統空手は型に始まり型に終わる、沖縄伝統古武術。型と古武術は写真による解説。A4版、全143ページ。沖縄にはこのような自費出版による空手技術書や研究書が多くある。

(13)沖縄伝統古武道 仲本政博著 ゆい出版 2006年 3000円

第五回中国・沖縄交流武術大会、文武館総本部道場創立35周年記念作品。サブタイトルは「概略と首里手系の空手古武道の達人」。沖縄空手の研究書。内容は、沖縄の伝統古武道、沖縄の古武術、武人の系譜の三章の構成。沖縄の伝統古武道の章では、歴史的・社会的な観点からの考察。沖縄の古武術の章では、棒・釵・ヌンチャクなどの素材説明から用途。武人の系譜の章では、37人の首里手系の空手家を紹介。写真、書、絵画、図などの資料も豊富である。著者の仲本政博先生は、出版活動を積極的に行っており、空手書5冊、書画3冊の著作があります。又、沖縄伝統古武道保存会資料館も運営しています。A5版上製、全269ページ。文武館ホームページ。http://www2.tontonme.ne.jp/users/bunbukan/index.htm

(12)沖縄伝統古武道 初級その型と応用 仲本政博著 文武館 1989年

著者は、沖縄伝統古武道保存会会長、沖縄空手小林流首里手保存会会長、中国南少林寺地術研究会日本総本部長会長。内容は、沖縄伝統古武道編で概略、武器の紹介、古武術の達人は長寿だった、書画と武術の接点を求めて。実技入門編で、棒術、大城の棍、周氏の棍・小、津賢志多伯の釵、周氏の棍・大、指揮法。多くの写真による紹介。B5版上製、全230ページ。定価3000円。

(11)沖縄空手 秘伝「武備志新釈」 渡嘉敷唯賢著 平成7年  

白鶴拳の伝書であり、創世期の沖縄空手に影響を与えた文献でもある「武備志」の研究書。著者は調査で15回に及ぶ中国・福州訪問を行った。内容は、武備志新釈、白鶴拳勝敗四十八法、羅漢拳法の解説、白鶴拳勝敗四十八法の解説、武備志原文。羅漢拳法、白鶴拳勝敗四十八法の解説では、新たにイラスト入りで技術解説。著者の中国訪問の調査研究は2003〜4年の「月刊空手道」での特集記事に詳しく紹介されている。B5版上製函付、全264ページ。自費出版、頒価6500円。
(10)VHD 地上最強のカラテ 結集篇 日本ビクター
レア極真コレクション。1980年代、LDとの規格争いで市場に定着せずに消えたVHD。LDはレコードと似ているが、VHDのそれはまな板である。この映画シリーズは、そのソフトとして8ミリフィルム、ビデオテープ(VHS、ベータ)、LD、DVDが発売されてきた。この結集篇のDVDは、地上最強のカラテ全集DVD−BOXの特典として発売されている。その中で「地上最強のカラテ」コレクションとしたデータが収録されているが、このVHDソフトは未収録。VHDは2面の作り(Side-1、2)でチャプターが付いており、31チャプターある。大きな項目は、稽古風景、世界の極真空手マン、第8回全日本空手道選手権大会、第1回全世界空手道選手権大会。90分。

(9)Timeline of Karate history 外間哲弘著 2007年3月 2500円

2001年に発行された「空手道歴史年表」の英語版。海外の空手研究家には待望の翻訳書であろう。流派・団体を越えて空手行事、空手家の足跡、出版物をまとめた研究書。写真が全面的に追加された。A5版、全171ページ。

(8)全日本空手道剛柔会創立50周年 息吹 全日本空手道剛柔会 2000年

空手道場の記念誌は節目で制作されることが多々あるが、道場生や関係者に配られるもので一般者には入手が困難である。この記念誌は創立50周年誌であり理想的な記念誌といえる。創始者の山口剛玄会長と剛柔会の歩みが多くの貴重な写真とともにまとめられている。内容は、写真でみる剛柔会、挨拶、祝辞、座談会、写真でつづる五十年、思い出寄稿、五十周年に想う(師範会)、二十一世紀に飛躍する剛柔会、年表。座談会では、空手道剛柔流開祖宮城長順先生を偲んで、拳聖・山口剛玄先生を偲んでなど。写真でつづる五十年では、立命館時代、満州時代、浅草時代、上野・湯島時代、善福寺時代、現在に至ると多数の写真を掲載。又、思い出寄稿の項で、俳優で大山道場、極真会の古参弟子でもあった石橋雅史範士8段のコメントも掲載。A4版上製函付、全141ページ。

(7)キックの帝王 沢村忠 思い出のアルバム

昭和40年代に一世を風靡したスーパースター・沢村忠の唯一の写真集。引退後に記念として作られたもの。昭和40年の空手家としてリングに上がった一戦から昭和52年の引退式までを年代ごとに追った構成。A4版、全28ページ。奥付表記がなく発行年、発行所は不明だが、野口プロモーション発行でキックボクシングの会場にて販売されたものであろう。

(6)酔拳戦闘理論 龍飛雲著 愛隆堂 平成12年

酔拳の第一人者として知られている龍飛雲老師による技術書。龍飛雲老師は酔拳、蛇拳などの中国拳法書を多々発行しています。又、積極的にTVにも出演しておりよく知られた拳法家です。その龍飛雲老師が2月14日に急逝されました。昨年、記念写真を撮る機会がありましたが、著作にサインを入れていただくことなく亡くなってしまい残念です。享年51才。合掌。写真は、龍飛雲老師の名刺。裏面にはプロフィール、主な出演TV番組、ビデオがたくさん書かれておりユニークで個性的な名刺でした。

(5)拳法教程 森良之祐著 原書房 昭和53年
日本拳法入門 森良之祐著 東京書店 平成3年

日本拳法協会の最高師範である森良之祐先生による技術書。森最高師範は、日本拳法の第一人者として指導と普及に活躍されました。「拳法教程」は昭和48年に発行されたB5版上製本の普及版として発売された。「日本拳法入門」は先の「拳法教程」を基に大幅に加筆したもの。その後「日本拳法とともに生きる」という半世記を平成12年に自費出版されました。その森良之祐先生が2月11日に逝去されました。晩年は、散打交流大会の最高顧問を務められて、若い武術家たちを激励していました。日本拳法に対する情熱と温厚な人柄が偲ばれます。享年81才。合掌。

(4)プログラム 空手武道ライブ 研の会 2007年

2007年2月10日、東京・九段会館にて「空手武道ライブ」なるイベントが行われました。主催は研の会という空手勉強会。尚武会の藤本貞治会長、国際松濤館の金澤弘和館長、常心門少林流の池田奉秀宗師範、国際沖縄剛柔流の東恩納盛男主席師範による会。1975年に発足して30年が経ち公の場で演武会としてライブを開催。今回は、藤本会長は都合により不参加でした。二部構成で各20分ずつの演武が行われました。(各団体計40分ずつ)沖縄剛柔流は用具を用いた古式鍛錬、常心門少林流は杖取りや短棒術・棒対鎌、国際松濤館は基本と型と組手の演武。各流派の特色と違いがよく分かるライブとなりました。プログラムは演目、各師範の経歴、「道」をテーマとするコメントを掲載。写真は、プログラム1ページ目から1975年と2006年の同じ配置の四師範。A4版、全16ページ。1000円にて販売。

(3)日本の武道 空手道 講談社 昭和58年

剣道、柔道、合気道、居合道・銃剣道、柔術など「日本の武道」シリーズ全13巻の空手編。伝統四大流派を中心とした内容。執筆は儀間眞謹、江里口栄一、鷲見東観、藤原稜三の四氏。心之抄、技術之部、歴史之部の三部構成。巻頭60ページほど空手写真館、心之抄は空手哲学と沖縄空手の先人遺訓、技術之部は連続写真による形紹介、歴史之部は中国拳法の歴史から現代空手界までを解説。日本史、沖縄史、中国史と武道、中国拳法関係から多くの参考文献を使用。A4版上製、全263ページ。

(2)プログラム 沖縄空手道剛柔流拳志会 創立20周年記念祝賀演武大会 平成13年

平成13年4月15日に行われた沖縄道剛柔流拳志会空手道古武道総本部の20周年演武大会のプログラム。後援は、沖縄県空手博物館、琉球新報社、沖縄タイムス。拳志会の外間哲弘会長は、沖縄県空手博物館の館長でもある。演武会は、ゲキサイ・セーエンチン・三戦などの型演武、棒・ヌンチャク・トウンファーなどの古武道、居合道、合気道、他流派の招待演武、千葉県支部演武、久米島支部演武など29種目。拳志会の支部長・指導員の紹介、写真による道場紹介も掲載。B5版、全96ページ。後半70ページ以上は地元沖縄の会社、お店、道場の広告ページ。

(1)空手道古武道世界交流祭 大会プログラム 平成2年

平成2年8月24〜25日に沖縄コンベンションセンターで行われた沖縄空手祭り。世界のウチナーンチュ大会の一環で、沖縄にある62団体・道場が参加しての大演武会。剛柔流、小林流、上地流、松林流、古武道団体などが、一日6〜7時間、2日間に渡り次々と演武が行われた。大会プログラムは、空手の紹介、挨拶、演武プログラム、出場者名簿を掲載。同時開催表記のある、空手道古武道資料展というのが気になるところである。A4版、全38ページ