2005年のページ目次

1)空手古書道2004総括 2)太気拳気功会道場開き 3)武道の力 時津賢児著 4)時津賢児「武道の力」出版記念パーティー
5)武学探求 甲野善紀・光岡英稔著 6)頭脳から身体脳へ 宇城憲治著 7)合気道百科 8)金城裕氏所蔵空手関係単行本目録
9)金城裕氏所蔵空手・武道等関係史料目録 10)ビデオ、挑戦竹山晴友 11)プログラムGLOBALE POINT&K.O.I.国際空手選手権大会2005  12)竹山晴友レポート
13)竹山晴友レポート その2 14)GOJYU-RYU  KARATE 15)GOJYU-RYU  KARATE 16)竹山晴友レポート その3
17)竹山晴友レポート その4 18)100 Masters of Okinawan Karate  19)躰道教範 上・下巻 20)空手道空拳術 
21)Taichi chuan  22)TETSUZAN  初見良昭著 23)和道流流祖大塚博紀先生伝 24)日本武道の淵源鹿島神流
25)総合武術躰全道 26)DVDでわかる!空手道入門 27)不二流体術 28)義珍の拳
29)超合筋 キックボクサー武田幸三の全て UPPER編 30)厳誠流空手道厳誠塾 31)ケタ外れ 武侠一代 32)DVD不二流体術 護身
33)空手道の精神 34)空手(からて)マンガ教本 35)柔道開眼 36)DVDひらがな太極拳
37)KARATE KARATE  BUSHIDOU 38)最強格闘技伝 39)日本空手道研修会
空手古書道連盟表紙に戻る 古書にまつわるエピソードなどを不定期に掲載しています、お楽しみに
1)空手古書道2004年総括
昨年は、空手古書道連盟が10周年を迎えた年で、多くの収穫のあった一年でした。基本である古書店めぐりは継続しており、ネットめぐりも盛んになりました。恒例の主だった古書は、「清心流空手教室、空手イラストレイテッド、沖縄空手人名鑑、空手護身術、宮田実の空手道、野添昭男・武人、意拳函授教程、サンボの技と訓練、The Kids KARATE BOOK、目でみる空手入門、空手道大鑑・平安、空手びと、武道タイムス、武道春秋、唐手教範太祖拳」。発売された新刊書は、「格闘空手武道に生きる、私説日本功夫伝、The Way Of The NINJA、フルコンタクト空手入門、マス大山空手スクールBOX、沖縄空手の巨星たち、最強格闘技図鑑・真伝、拳魂一擲、玄制流空手45年の歩み、空手史跡ガイドブック、躰全道・崩撃の術理、風のファイター、KARATE FIGHTING TECHINIQUES、悔しかったらやってみい、護身革命SDトルネード入門、頭脳から身体脳へ、王道・極真に生きる」。ビデオ・DVDは、「超護身・心体育道、鉄人・数見肇への道、琉球空手石碑巡り、極真第4回世界大会名勝負20、極真第3回世界大会名勝負30、島田道男・太気拳」。足を運んだ大会は、「日本古武道大会、佐藤塾全日本大会、マーシャルアーツフェスティバル、琉球古武術大会、散打交流大会、一撃、新極真会ウェイト制大会、玄制流全国大会、TRIAL、国際松濤館全国大会、士道館全日本大会、拳王杯、極真会館全日本大会、白蓮会館世界大会、極真館全日本大会、躰道全国大会、北斗旗全日本大会、拳道会全国大会、全空連全日本大会」。参加した行事は、「日本功夫伝出版パーティー、大山倍達10年祭、心体育道トークセッション、格闘空手武道に生きる出版パーティー、マス大山空手スクールBOXイベント、今野塾5周年記念パーティー」。又、竹山晴友氏を雑誌や書籍で紹介するきっかけをつくり、沖縄県空手・古武道博物館の外間哲弘先生や養秀会の山元勝王先生ともお会いできた一年でした。今年は、収集した膨大な量の本の整理をすすめ、国際武道大学図書館と沖縄へ訪問する予定です。
2)太気拳気功会道場開き

年明けの1月16日(日)、太気拳気功会(島田道男代表)の道場開きが、新宿新道場にて開催されました。激しい雨の中にもかかわらず多数の関係者が集まり門出をお祝いしました。祝電の紹介(カレンバッチ先生  etc.)に始まり、真闘ボクシングジム(東京・田端)の佐々木会長を始め来賓者の祝辞挨拶、島田師範の挨拶があり、「この道場は、澤井健一先生の教えを伝える場であり、太気一門の交流の場、武術全体の交流の場にしたい。」との抱負が述べられました。演武として身法研究会の小用茂夫師範による剣術、拳学研究会の佐藤聖二師範、太気会の天野敏師範に続き、島田道男師範の探手がありました。次に気功会・拳学研究会・太氣会の門下生による組手がありました。その後の懇親会は、終始和やかな中、実技を実践する人達もいました。今年は、太気拳気功会が発足20周年でもあり、道場に飾られている額の中で、澤井健一宗師も喜んでいるようでした。(今回の記事は、2月23日発売の「フルコンタクトKARATE」にも告知されます。)

太気拳気功会ホームページhttp://www5f.biglobe.ne.jp/‾taikikenkikoukai/

メールアドレスtaikikenkikoukai@kkf.biglobe.ne.jp

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3)武道の力 時津賢児著 

大和書房 1700円 2005年1月発売

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フランス在住の武道家、時津賢児師範の新刊。伝統空手、意拳、太極拳、気功などを学び、自らの武道を集約した自成道を創始。30年以上に渡る異国での武道修行で、さまざまな疑問を感じ、解答を模索してきた著者の自論集。本来の武道は、修練を重ね、年齢とともに健康になり、技も冴えてくるとの本人の実証にもとずいた手記でもある。武道的身体を得るための身体アンテナ化の方法。その鍵は、連鎖筋肉系の活性化。サブタイトルは、「人間は80歳まで強くなれる!」。内容は、「いま、なぜ武道なのか、本当の強さを求めて、知と身体をつなぐ本来の武道、生涯向上する武道の技法、世界に誇れる武道コンセプトをつかむ、自らを構築する自成道という方法」。今日の流行である身体の使い方に対する見解に一読の価値あり。

4)時津賢児「武道の力」

出版記念パーティー

2月10日(木)、東京・キャピトル東急ホテルにて「武道の力」出版記念パーティーが行われました。今回、時津賢児先生は、セミナー指導も含めて来日しました。当日は、日本の生徒達を始め、武道関係者、出版関係者、時津先生の旧友などが集まり盛況なパーティーとなりました。新刊書の発売元の大和書房・南社長、後援会であるレイアップ・中田社長、矢山式気功の矢山利彦先生の挨拶がありました。時津賢児先生の武道講演もあり、日本での活動報告と一番弟子のアラン・ストール師範の紹介がありました。
5)武学探求 甲野善紀・光岡英稔著 冬弓舎 1900円 2005年1月発売

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武術研究家の甲野善紀氏と韓氏意拳の光岡英稔氏の対談本。甲野氏はよく知られているが、光岡氏は初めての著書にあたる。甲野氏のホームページ日誌に度々その名が出てくる程親しい交流があり、実現した一冊。光岡英稔氏は若年ながらさまざまな武術を体験し、猛稽古の末、日本における韓氏意拳の第一人者となった。対談で出てくる武術や人物が多々解説されており丁寧な作りとなっている。光岡氏の人柄と、武術に対する情熱と見識が伝わってくる対談となっている。国内ではあまり知られていなかった韓氏意拳の技術や意拳の系譜も紹介。又、本書にも名前だけは出てくるが、2人に共通の武術家である身法研究会の小用茂夫氏も参加したら、更に内容はより深く盛り上がったことであろう。

6)頭脳から身体脳へ 宇城憲治著 合気ニュース 2004年10月 1800円

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沖縄古伝空手道心道流の宇城憲治師範の5冊目の著書。世界中に広まった空手であるが、沖縄から発祥した空手の型にこそ、集約された本来の技、身体用法を伝える秘訣がある。この空手の技術がスポーツや日常生活の中でも応用がきき、著者が多くの場で指導している。2月26日に出版記念の実演会が行われました。今回の著書で書かれたことの実演、解説、体験の機会の場として、出版元の合気ニュース主催で開催されました。今回が3度目になり、熱心な読者が宇城憲治師範と心道流を見るべく会場につめかけました。型のサンチン、ナイファンチ、パッサイ、クーサンクーの実演と分解用法が紹介されました。日本にある様式が正しい身体用法を伝えている例として、正座、お箸の使用、漢字のもつ意味などを紹介。少し訂正されるだけで大きな変化が得られる一触に会場は驚きの声があがっていました。ゼロの力、正しい姿勢、眼の力といった言葉では伝わりづらいことを確認する良い機会でした。

7)合気道百科 スタンレー・プラニン著 

合気ニュース 1987年

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合気道の用語、合気道の国内外に渡る書籍一覧、国内・海外の合気道道場一覧と書名通りの合気道百科。著者の情熱が伝わる一冊である。著者は、合気ニュースの社長。この書を参考に「空手道百科」は、当連盟で仕上げる使命があり、その参考となる本である。

8)金城裕氏所蔵空手関係単行本目録 (財)沖縄県文化振興会・史料編集室 2005年1月

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琉球空手の大家で空手研究の第一人者である金城裕先生が、その蔵書を沖縄県文化振興会に寄贈されました。その309冊の空手書の表紙、奥付を網羅したもの。技術書、読み物、記念誌を収録。写真は「錬鍛護身 唐手術」富名腰義珍著、大正15年発行。A4版・全619ページ。空手古書道連盟では、この309冊中233冊所蔵(3月現在)しています。尚、この資料は金城裕先生よりお借りしたものです

9)金城裕氏所蔵空手・武道等関係史料目録 (財)沖縄県文化振興会・史料編集室2005年1月

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こちらは、先に紹介した「金城裕氏所蔵空手関係単行本目録」とは別に資料の種類を武道全般にわたり一覧にしたもの。分類1・空手関係単行本、分類2・空手関係雑誌、分類3・大会パンフレット、分類4・資料(切り抜き、写真、コピー等)、分類5・武道・中国武術・スポーツ等、分類6・その他(沖縄関係単行本・雑誌、資料等)。掲載項目としてタイトル、著者、発行年月日、版、出版社、出版地、形態(縦、横)、定価、頁数、備考。総点数1503点。A4版、全44ページ。尚、この金城裕氏所蔵空手・武道等関係史料の展示会が今年の秋に沖縄の図書館で開催予定しています。詳細が入り次第、お知らせいたします。

10)ビデオ、挑戦竹山晴友 60分 ファイティングピープル

ビデオ 燃焼竹山晴友 90分 ファイティングピープル

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キックボクサー竹山晴友の試合をまとめたビデオ2本。

大沢ジム所属でMAキックミドル級チャンピオンになった。キック時代の全25戦中の各6試合ずつ、12試合を収録。その竹山晴友が、今年7月18日に後楽園ホールのリングでなんと試合を行います。相手は、オランダのアンドレ・マナート。TOY BOX主催の「WORLD OYAZI BATORU 〜SAMURAI RETURN〜」という大会です。極真魂、大沢魂をしかと見届けよう。現在46歳になるが、現役当時の体調を取り戻しており、いつでも闘える状態とのこと。尚、当ホームページで試合に向けた竹山晴友をレポートしていきます。(写真は2004年8月「最強格闘技図鑑真伝」を手に大沢食堂にて。)他のカードとして、藤原敏男vsデル・クック、ブランコ・シカティックvs金山裕文。
11)プログラム GLOBALE POINT&K.O.I. 国際空手選手権大会2005 

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2005年4月17日に行われた佐藤塾の20回大会を記念した大会。プログラム表紙は大会ポスターと同じで、佐藤勝昭とウィリアム・オリバー。昨年亡くなったウィリアム・オリバー追悼大会でもある。対戦表以外に読み物として、真樹日佐夫の「オリバーよ、とこしえに」、長谷川一之の「空手の未来へ我々が託されたもの〜不思議な因縁〜」が掲載。大会会場に極真の懐かしい方々が来場し、極真同窓会、「地上最強のカラテ」ワールドの様相でした。佐藤勝昭、佐藤俊和、岸信行、真樹日佐夫、盧山初男、東孝、増田章、アデミール・コスタ、ニコラス・ペタス、猪狩元秀、ノブ・ハヤシが来場していました。オリバー追悼大会ということで、昨年9月に佐藤勝昭宗師らのオリバー道場訪問時の映像も放映されました。写真は、打ち上げパーティーの一コマ。
12)竹山晴友レポート

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7月18日に試合を控えた竹山晴友選手。連日、バンゲリングベイジムでハードな練習をこなしています。怒涛の気合でのサンドバック打ちは鬼気迫るものがあります。そして、ミット打ち、スパーリング、補強と続きました。写真は、5月13日に新田明臣選手とミット打ち、スパーリング。(新田選手は6月18日にIKUSA GPで小次郎選手と対戦。)現在、78kgとベスト体重になってきています。試合は2ヶ月後だが、早く試合をしたいとのこと。大沢昇先生からは、「心臓を強くして出るように。3日間でできる。」とアドバイスされました。心臓は胸にあるのでなく腹にあり、内臓器官を鍛えることが肝心。腹から気合を入れると力がでると改めて実感しているとのこと。本人はヒジありでもOKだが、ルールはヒジなしの2分2ラウンド。当日の入場は「若獅子の歌」ではなく故郷である「島唄」で入場を希望しています。専門誌の取材も続き「格闘技通信、ゴング格闘技、アッパー、格闘伝説」に記事が掲載されます。又、空手時代の型は覚えているかとの質問に、平安五段はできるとか。更に、先に紹介したビデオを手に写真を取らせていただきました。

13)竹山晴友レポート2 

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6月7日の練習。この日は、3分×5ラウンドのミット打ちに始まり、3分×5ラウンドのスパーリング、2分×5ラウンドのサンドバック、補強でしめくくりました。時間にして1時間半に及ぶもので、全く手を抜かない、魂こめた怒涛の練習でした。バケツで水をかぶったような汗だく状態で、終盤はふらふらになりながらも気合が途切れることはありませんでした。前週は、仕事が忙しくロードワークしかできなかったそうです。体重は75〜76kgになっており、試合にもこの体重で臨みます。視察した市瀬猛プロデューサーも、その練習ぶりに圧倒されて当日の試合が楽しみとのコメント。練習後、大沢食堂へ行き、練習報告と栄養補給。大沢昇先生は、「気合を入れすぎて、近所迷惑してるんだって。へっへっへっ。」と愛弟子を迎えていました。又、専門誌に記事が掲載されたことで極真時代の先輩、後輩からの激励が多々来るようになり懐かしがっています。キック時代のエピソードで、あまりの猛練習ぶりに夜中寝ている時、心臓が止まってしまったことがあり非常に驚いた。意識ははっきりしており自然に蘇生できたとのこと。尚、当日の入場曲は「島人ぬ宝」で入場します。

14)GOJYU-RYU  KARATE 

山口剛玄著 全日本剛柔会 1968年

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海外向けの英語書。著者半生の足跡と剛柔流空手の技術解説の構成。

インド人ヨガ行者によるヨガ技術の紹介もある。

巻頭と巻末に著者と剛柔会の写真が多くページをとっている。

B5版、全288ページ、ハードカバー。

サイン入りのものを古書店で1000円にて購入。
15)GOJYU-RYU  KARATE 

山口剛玄著  全日本剛柔会 1985年

先の重版。表紙が新しく替えられ、巻末に写真ページが追加されている。

全296ページ。同じくサイン入りのものを古書店で630円にて購入。

先の1968年版を購入後、ちょうど1週間後に入手。古書の世界は不思議なことが多い。

16)竹山晴友レポート

 その3

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7月18日の試合までわずかとなった竹山晴友選手。格闘技雑誌でも多々取り上げられ話題の大きさを感じます。さて、ここでとても残念な報告をしなければなりません。竹山選手が診断の結果、ドクターストップがかかり試合に出ることができなくなりました。6月23日の診断でドクターストップとなり、翌日に大沢食堂に行った際、大沢先生から「身体を戻すことが先決。今回の試合は、準備に半年は欲しかった。」とのこと。もし、大沢先生が試合をやれといったら、竹山選手はやるつもりだった様子。スパーリングやミット打ちも検討されたが、当日はリング挨拶が行われます。4月4日に試合オファーが即決し、GW明けから本格練習がスタートして、約1ヶ月半追い込んできた。ただ、今回の経験でまだまだ自分は闘えることが分かり、必ずリングに戻ります。と、新たな決意を語ってくれました。又、発売中の「フルコンタクトKARATE」の特集号にサインを入れていただきました。極辛魂、竹山晴友!リングでの勇姿を待望しています。

17)竹山晴友レポート 

その4 

2005年7月18日、「WORLD OYAZI BATLE」の興行が後楽園ホールにて開催されました。元々、今回の大会は往年の名選手の勇姿をもう一度、幻の試合を今こそ実現させようとの意図で企画されました。先ず、四角いジャングル世代には懐かしい、藤原敏男vsベニー・ユキーデ戦。交渉したが条件が折り合わず実現に至らず。そして、竹山晴友選手の相手は、黒澤浩樹、ラモン・デッカーを経て、アンドレ・マナートに落ち着きました。竹山選手は、試合に出場出来なくなりましたが来場し、ファンの方々と接し、リング挨拶を行いました。「今回は、残念ながら試合をできませんが、身体を治してリングに上がります。」と、心境の程を伝えました。控え室では、藤原敏男会長、金山裕文師範、ヤン・プラス会長、アンドレ・マナート会長らと挨拶をしていました。尚、名古屋の武道具店の公武堂さんと、竹山選手へ激励を込めて垂れ幕を飾らせていただきました。“勇気ある挑戦”は、継続しています。今回でレポートは終了します。(Iさん、ご苦労様でした。)
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18)100 Masters of Okinawan Karate  Hokama Tetsuhiro著 2005年1月 US$20

2001年に発行された「沖縄空手列伝百人」外間哲弘著の英文版。書名通り、沖縄の空手家を100人紹介した一冊。多数掲載の写真を全て入れ替えした。巻頭12ページに渡り著者の近況写真が追加。A5版、全93ページ。

19)躰道教範 上・下巻 祝嶺正献・近藤光男共著 躰道本院出版局 2004年11月

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躰道創始者の祝嶺正献著「躰道概論」に継ぐ、理論・技術解説書。長年にわたる研究と膨大な資料をまとめたもので、「躰道概論」を基調に多くの参考資料や写真を取り入れた編集で、難解な躰道の奥義と理論をわかりやすく説明したもの。祝嶺正献最高師範は生前、躰道思想を次世代に武道文化として残し、この書をまとめるよう切望していたようです。42章に及ぶ詳細な内容。上巻373ページ、下巻394ページ。B5版函付。頒価各5000円。

20)空手道空拳術 

薩川俊彦著 2001年5月

空拳術とは松濤館空手を基に合気道、柔術、剣道などの武術全般を研究して著者が体系化したもの。この書では基本、型を紹介。写真は全くなく名称、簡単な解説と運足図による編集。推薦のことばは国際松濤館の金澤弘和館長。自費制作本。全480ページ、B5版。
21)Taichi chuan 

時津賢児著 2004年

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自成道の時津賢児師範は、この数年は太極拳を主な研究武術としています。その自成太極拳のフランスで出版された教則本。型と型用法を解説。全カラー写真。全117ページ、A5版。フランス語版。
22)TETSUZAN  初見良昭著 2004年 Buyu Shoseki Shuppan/WIN Publications発行 3500円
武神館のニュースレターをまとめた一冊。12章にわたり技術解説、活動報告、初見宗家インタビュー、海外レポート、弟子のレポートなど。新旧の写真多数。英語版。全143ページ、B5
23)和道流流祖大塚博紀先生伝《未定稿》 大塚博紀記念道場維持会編 平成四年 非売品

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書名通りの内容の一冊。流祖大塚博紀先生の生誕百年にあたる平成四年に発行。執筆は日向野健二氏。明治時
代の生誕から、武道との出会い、和道流の誕生、戦後の組織の発展を簡単にまとめている。人名、流派、団体
についての簡素な説明付き。巻頭28ページにわたる写真あり。和道流の組織名が変わった理由の項目は5カ国語
にて巻末に掲載。和道会全国大会の会場にて2500円で販売しており入手。四六版。
24)日本武道の淵源鹿島神流 関文威著 杏林書院 昭和51年
著者は鹿島神流第19代。鹿島神流の概観を学術的、科学的に解説し、武道書として参考書となるべく発行された。歴史、流則、武道原理、武具、武術、修霊法の章から構成。武術の章では、剣術、薙刀術、槍術、抜刀術、柔術、棒術にわたり詳細な連続写真で解説。第18代の国井善弥師範の剣術の構写真も掲載。全134ページ、B5版、函入り。
25)総合武術躰全道 崩撃の術理 廣木道心著 2004年8月 壮神社 1800円

26)DVDでわかる!空手道入門

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躰全道の技術と理論を紹介した一冊。躰全道とは、廣木道心宗家が空手、拳法、剣術などの日本武道と中国拳法、ムエタイ、ブラジリアン柔術などの海外格闘技を学び、研究して体系化された総合武術である。この書では躰全道のオリジナル技を写真解説。全193ページ、A5版。9月19日に東京セミナーが行われ、その模様は「秘伝」誌に紹介されます。又、国際躰全道連盟とは相互リンクを張っています。そのホームページで見られる様々な技に注目!
26)DVDでわかる空手道入門 香川政夫監修 西東社 2005年10月 1500円
最近は本にDVDが付いているものが増えた。ビデオはかさばってしまう為ほとんどなかったが、DVDはコンパクトで封入しやすいので、書籍、ムック、雑誌に特典で付けやすい商材である。この空手技術書には、基本と形を中心に90分のDVDが付いている。形は全空連指定形の11形を収録。正面、横からの映像を見られる作りとなっている。本はほとんどがカラーで、説明は簡素に分かりやすくしておりDVDと対応している。全175ページ、A5版。監修は帝京大学空手部師範、日本空手松涛連盟技術局長、全空連ナショナルチームコーチの香川政夫師範。香川師範は、全空連で前人未踏の5連覇を成し遂げた形の土屋秀人選手、組手の松崎沢宣選手を育てたことでも知られている。空手の技術書でDVD付きのものはこの書が初めてであろう。
27)不二流体術 第二代宗家 田中光四郎君を励ます集い

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平成17年10月5日、東京・九段会館にて「不二流体術 第二代宗家 田中光四郎君を励ます集い」が行われました。この会合は、新刊書「ケタ外れ 武侠一代」と新刊DVD「不二流体術 護身」の出版記念として行われました。国民儀礼から始まり、今回の発起人32人の中から小野清子(参議院議員)、内田大円(日本インド文化協会会長)、小山晃(日本アフガニスタン友好スポーツ連盟理事長)、横山武人(町田デザイン専門学校校長)の祝辞があり、今回の出版にあたった壮神社の恩蔵良治社長、著者の佐瀬伸治氏、DVD監督の野村昭治氏の挨拶、田中光四郎宗家の挨拶と続き、乾杯となりました。そして、不二流体術の門下生と田中宗家による演武がありました。司会進行は中国拳法義龍会の廣瀬義龍代表師範でした。会場には、田中光四郎先生の広い武道・武術関係者の参列がありました。日本武心道の風間健道主、躾道会の小林直樹代表師範、空手道今野塾の今野敏塾長、王道空手佐藤塾の佐藤勝昭宗師、日本拳法空手道の錦織利弘師範、日本拳法の森良之助最高師範、身法研究会の小用茂夫師範、シュートボクシングのシーザー武志会長などが来ていました。閉会の辞は、大地社の水谷浩樹代表により、盛況な会合が終焉となりました。尚、新刊書と新刊DVDは改めて紹介します。

28)義珍の拳 今野敏著 集英社 2005年5月 1800円

作家、空手道今野塾の今野敏師範による空手小説。モデルは、タイトルの示す通り船越義珍。「小説すばる」に10回にわたり連載されたものの単行本。首里手の研究家でもある著者の渾身の作品。空手黎明期の人物と空手界の流れが史実に基づき書かれている。安里安恒、糸洲安恒、松村宗棍、本部朝基、花城長茂、屋部憲通、嘉納治五郎、儀間真謹、船越義豪、小西康裕、大塚博紀、摩文仁賢和、小幡功、中山正敏、廣西元信らが登場する。船越義珍の最初の著作となる「琉球拳法 唐手」の執筆、出版のくだりもでてくる。発売の同時期に船越義珍著の「空手道一路」が榕樹書林から復刻発行されている。又、今野敏の空手小説として「虎の道、龍の門」全3巻もある。

29)超合筋 キックボクサー武田幸三の全て UPPER編 2003年8月  心泉社 1500円

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 新日本キックボクシング、K-1MAXで活躍中の武田幸三選手の魅力をまとめた一冊。通常の書籍と構成が違い、多くのライターの取材によりインタビューや対談、多くの関係者による証言、そして圧倒的な写真の量でボリューム満点である。赤ん坊の頃から子供時代、学生時代の貴重写真は必見。全129ページ、四六版上製。写真は9月19日、治政館ジムの柴田兼宏トレーナーの挙式にて。

30)厳誠流空手道厳誠塾  第47回全国大会 プログラム

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9月24日に東京・BumB東京スポーツ文化館にて行われた厳誠塾第47回全国大会のプログラム。素面で顔面攻撃をすることで知られている流派の大会で子供、女性、一般の部と熱い闘いが繰り広げられました。又、23年前の同場所にて行われた全国大会で優勝した、現太気拳気功会の島田道男師範が来場。同じく厳誠塾出身の太気拳太気会の天野敏師範も来場しました。尚、このプログラムに当連盟の広告も出稿。この大会レポートが10月27日発売の「月刊 空手道」に掲載されます。

31)ケタ外れ 武侠一代  佐瀬伸治著 壮神社  2005年10月 1800円

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「ケタ外れ 武侠一代」は「不二流体術第二代宗家 田中光四郎外伝」というサブタイトルで、文字通り田中光四郎先生の半生とエピソードをまとめたもの。著者の佐瀬伸治氏が本人を始め門下生や多くの関係者に取材して書かれたものである。武道家としての田中光四郎、人間・田中光四郎のスケールの大きさがよく書かれている。平成時代にあって、まさにラストサムライという表現がぴったりである。章として、ラストサムライ伝説、生い立ちの記、歌舞伎町<喧嘩仕度>と山篭り、酒と女と友との交流、アフガニスタンでソ連兵と死闘、イラク戦争でアメリカに対し意地の参戦、国内外での知られざる足跡と未来展望、不二流体術の極意。

32)DVD不二流体術 護身  壮神社 2005年10月 5000円
DVD「不二流体術 護身」は、不二流体術の技術映像作品としては4作目のものである。前捌き、内打ち、外打ち、短刀捕り、瞬間技、小手先捌き、護身法、棍、無刀、刀対短刀を収録。特に田中光四郎先生が演じている刀対短刀はとても危険な技で恐怖を感じるであろう。37分。
33)空手道の精神 荒川武仙著 倫武館刊 昭和48年

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宗幹流双節棍道の荒川武仙宗家による空手啓蒙書。荒川武仙宗家はヌンチャクの神様として知られており、かつては通信教育講座も開いていた。この本は道場指導で訓話した空手、武道、武士道、更に日本文化にわたる事柄をまとめたもの。古今東西の格言、武将の家訓、禅・儒道の教え、華道・茶道の極意、能・舞踊・歌舞伎の芸談など引用を含め、日常でのエッセイや心構えを書いている。「武仙」とは茶名であり武道名としても常用したとのこと。四六版、全226ページ。福島県郡山市の古書店にて入手。この古書店は2階建で、珍しい古書をジャンルごとに棚分けしており親切な店主が営んでいました。

34)空手(からて)マンガ教本 岡段平著 新東京出版 昭和58年

子供向けの空手入門書。マンガというよりイラストによる技術紹介。基本技と平安初段から五段の型。最近の空手道場では子供の占める比重が多くなっているが、このような子供向け空手本が現在販売されていないのは盲点であろう。四六版、全131ページ。
35)柔道開眼 講道館三船十段物語 秋永芳郎著 芸文社 昭和40年

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サブタイトル通りの柔道家・三船久蔵十段をモデルにした小説。新聞小説として連載され、三船十段への取材に基づき、忠実に若かりし頃を描いている。主人公の名は三船十郎。単行本化にあたりあとがきを書く一週間前に三船十段が亡くなり追悼書にもなった。巻頭4ページに渡り三船十段の写真。新書版、全293ページ。今年の神田古本まつりで唯一購入した一冊。又、今年はDVD「柔道の神髄 神技三船十段完全版」もクエストから発売された。
36)DVDひらがな太極拳 壮神社 2005年 5000円

中国武術義龍会の廣瀬義龍代表師範による新刊DVD。文字通りの太極拳をひらがなを描きながら行うもの。日本人にとっては何よりも身近な簡化太極拳である。サブタイトルは、1億人のカンフー革命。廣瀬師範の発想・考案によるもので、太極拳の原理と面白いぐらいマッチしている。この発想だと、カタカナ太極拳、アルファベット太極拳、ハングル太極拳など言葉の数だけシリーズができる。

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37)LE LIVRE D`OR DU KARATE KARATE  BUSHIDOU 1996年

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フランスの格闘技雑誌の「KARATE  BUSHIDOU」誌の空手特集号。創世記の沖縄空手、小林流、剛柔流、上地流、松濤館、和道流、糸東流、極真会、その他流派。各流派の紹介と空手家を紹介。人物として、仲里周五郎、宮平勝哉、長嶺将真、山口剛玄(表紙にもなっている)、上地完英、新垣清、中山正敏、金澤弘和、大塚博紀、摩文仁賢栄、林輝男、大山倍達などが紹介。付録ポスターとして、表は八木明徳で裏は空手家の系譜。豊富な写真が多々ありフランス語が分からなくても十分堪能できる。全122ページ。

38)最強格闘技伝 猛者たちの系譜 松宮康生著 ぶんか社 2005年11月

1997年に発行された「最強格闘技図鑑」の文庫化。発売当時、内容のマニアックゆえ話題となった一冊。特に著者の師にあたる芦原英幸の項目は、初めて公表される記事が斬新であった。芦原英幸、石井和義、二宮城光、大山倍達、松本英樹、前田日明、マイク・タイソン、ブルース・リーの8人の空手家、格闘家の知られざる側面を紹介。今回の文庫化にあたり、情報記事が全面的に改訂された。芦原英幸をめぐる武術相関図、芦原英幸関連資料一覧は充実している。又、当連盟で最新版「お薦めの空手書籍10」を提供しています。ぶんか社文庫シリーズの第1弾の中の一冊。全352ページ。667円。
39)日本空手道研修会 

第30回全国大会 プログラム

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平成17年11月23日、東京・蔵前体育館にて日本空手道研修会創立55周年記念 第30回全国選手権大会が行われました。記念大会のプログラムだけあり多くの関係者の祝辞、挨拶が紹介されています。大会は型、組型、組手の3競技が行われました。プログラムの巻頭には糸洲十訓と意訳糸洲十訓が載っています。そして、金城裕宗家の「五十五周年を迎えて道なお遠きを思う」と題する空手雑感を掲載。唐手誕生から空手へ、空手の矛盾について、空手100年、21世紀の展望を2ページに渡り掲載。今年は空手(唐手)という名称が誕生してちょうど100年目にあたる年でした。A4版、全57ページ。無料で配布。プログラムに、全16ページの小冊子「金城裕氏所蔵空手・武道等関係史料について」が付けられました。又、来年2月に沖縄県立図書館にて沖縄初の「空手資料展示会」を開催予定。