2008年のページ目次

空手古書道連盟表紙に戻る 古書にまつわるエピソードなどを不定期に掲載しています、お楽しみに
空手古書道2007総括
(1)What is Karate? 大山倍達著 (2)隔月刊空手道 創刊特別号 (3)月刊空手道 創刊号
(4)からて 創刊号 韓武館出版部 昭和21年 (5)空手道出版目録 川本正行編 空手雑話社 (6)沖縄伝統古武道 改訂版 (7)DVD 芦原空手 サバキテクニック
(8)DVD 黒帯 KURO-OBI (9)DVD新極真会第9回全世界空手道選手権大会 (10)沖縄県空手博物館 (11)Importance of Spiritual Karate 八木明達著
(12)プログラム仲里周五郎先生古希祝賀空手古武道国際演武大会 (13)プログラム第14回空手道・古武道演武大会 沖縄空手道小林流小林舘協会 1998年6月 (14)プログラム第15回空手道・古武道演武大会 全沖縄空手道連盟 1985年9月 (15)DVD 第23回沖縄県空手道古武道演武大会 沖縄県空手道連盟 2008年
(16)カセット 空手の道 青木光一 日本コロムビア 1989年 (17)首里少林流空手道 仲村良雄著 空手道円武舘 2001年 (18)剛柔流空手道教本 基礎編 當山全秋著 おもろ出版 2003年 (19)沖縄空手道王統記 島袋永三著 錬道館空手研究会 2003年
(20)洗心 少林寺流洗心館十周年記念誌 少林寺流洗心館 2003年 (21)特別寄稿:沖縄で空手と本を見た (22)千葉真一改め和千永倫道 (23)DVD  新極真会 重戦車 塚越孝行
(24)DVD  小林由佳のキセキ (25)琉球空手、ばか一代 今野敏 (26)マンガでわかる! 芦原カラテ 実戦サバキ入門 (27)プログラム 極真館第6回全日本ウェイト制
(28)チラシ 沖縄空手古武道事典 柏書房 (29)月刊武道 2008年7月号 日本武道館 (30)プログラム空手道大演武会 空手道拳道会総本部 (31)玄制流空手道と躰道の創作を顧みる 谷口興一著 2005年
(32)DVD 金澤弘和 空手伝説 (33)DVD 剛柔流空手道 伝統技法 全二巻 山口剛史 (34)剛柔流空手道教範 山口剛玄著・山口剛史監修 (35)日本空手協会 第51回全国大会プログラム
(36)日本空手協会 第18回全国大会プログラム (37)船越義豪追悼録 日本空手道松濤会2004年 (38)ブルース・リー最後の真実 松宮康生著 (39)KARATE円心メソッド 二宮城光・エド・ゾレンスキー著
(40)レコード 空手讃歌 三船浩歌 キングレコード (41)空手家・武田梨奈 (42)沖縄学講座 琉球空手の解説と実演 (43)空手婆娑羅伝 銀二1 野部優美著
(44)DVD 秘伝!体術の神髄 国際躰全道連盟  (45)国際松濤館空手道連盟創立30周年記念誌 (46)誰にでもできる 極真カラテ 入門篇 長谷川一幸著 (47)たべっこ空手 全日本空手道連盟監修
(48)ドラゴンスピリッツ 中村頼永監修

空手古書道2007年総括

2007年は、新刊書が多く益々古書が現れなくなりました。古書市場が店舗、目録からネットへの移行が更に進んでいます。市販されたものは収集し尽した感があり、各流派や道場、団体で発行した自費出版、自主制作ものの収集に力入れしています。新刊書の発行・発売は技術書・読み物も多く、DVD作品も多々発行されました。

恒例の主だった入手古書は、「キックの帝王 沢村忠、剛柔会50周年記念誌、心身鍛錬空手術極意、秘伝武備誌新釈、空手錯乱、武道の理論(南郷継正サイン本)、武道の科学(南郷継正サイン本)、南郷継正 武道哲学 著作・講義全集、武道物語、図解空手道」。

新刊書は、「沖縄伝統古武道、沖縄少林流空手・古武術の研究、Timeline of Karate history、真説 大山倍達、虹をよぶ拳 全4巻、空手家・佐藤勝昭 王道の言魂、ジュニア極真空手入門、一本を決める!空手道、韓氏意拳 拳の学としての意味、野良犬 キックボクサー小林聡の軌跡、愛されて強い女にもなれる「魔法の思考」、写真でおぼえる空手の習い方、小林由佳 空手もえ、意拳功法、意拳学、大成拳実践速成、達人シリーズ第五巻 喧嘩カラテ武勇伝、空手LIFE 創刊号、空手道 基本を身につけ技を極める!、空手と気、フリースタイルカラテ、心眼の道、船越義珍顕彰記念誌、真伝ムラマサの蹴り、平成の宮本武蔵 二宮城光、佐川幸義先生伝 大東流合気の真実、山梨県空手道連盟50周年記念誌、黒帯、虎の道 龍の門 全3巻、極真空手 実技入門、極真カラテ 入門篇、格闘家 最強の言葉、実戦中国拳法 太氣拳、「手」(Tiy)の変容、新空手バイブル、技を極める 空手道」。

DVDは、「地上最強のカラテ 結集篇(VHD)、糸洲流空手道型大鑑、範士・鈴木辰夫の神髄!和道空手、芦原空手 サバキテクニック 西山道場篇、小林由佳、心体育道 超護身、空手に生きる 金城裕のアルバム、実録!大山道場&黒崎健時、宇城空手3、円誠塾ザ・捌き、空手道古武術世界交流祭、けんか空手極真無頼拳、剛柔流空手道 伝統技法」。

大会行事は、「空手武道ライブ、空手之道世界連盟世界大会、佐藤塾POINT&K.O.国際大会、極真館ウェイト制大会、金城裕米寿謝恩パーティー、空手もえ発売記念 小林由佳サイン会、新極真会竹山道場開設パーティー、日本空手協会全国大会、與儀会館琉球古武道大会、CHAOS MADMAX2、日本空手松涛連盟全国大会、糸東会全国大会、国際松濤館全国大会、上地流空手国際大会、MAキック 梶原一騎杯、剛柔会全国大会、和道流空手連盟全国大会、円誠塾神奈川道場道場開き、黎明拳舎演武大会、新極真会世界大会、沖縄空手ワークショップ、極真会館世界大会、拳道会全国大会、躰全道東京セミナー、極真館全日本大会、大道塾北斗旗空道大会、全空連全日本大会、SMACK GIRL 7th ANNIVERSARY」。

又、大沢食堂への週参は欠かさず、日本拳法の森良之助先生が逝去された一年でもありました。2008年は、「空手古書展覧会2008」の開催、沖縄上陸と国際武道大学図書館視察を果たしたいと思います。記事の更新は、入手した古書と新刊書の紹介が中心でしたが、当連盟所蔵の資料も紹介を始めたいと思います。

(48)ドラゴンスピリッツ 中村頼永監修 朝日新聞出版 2008年12月 2600円

ブルース・リーを中心とする空手映画、香港映画を集めた一冊。「燃えよドラゴン」完成35周年記念イベント密着取材レポート、我らがドラゴン倉田保昭、三協映画と映画「カラテ大戦争」、Mr.Boo!伝説、中村頼永ドラゴンへの道、龍魂野郎!谷垣健治、ブルース・リー博物館実現へ、ブルース・リーの遺跡めぐり、河崎実のドラゴン道楽対談(中川桂子)など。巻末に「闘え!ドラゴン」の架空宣伝チラシを付けたりと、マニア向けの内容。B5版、全128ページ。又、本誌で記事になっている35周年イベント、倉田保昭インタビュー、真樹日佐夫インタビュー、作品予告編など、DVD(160分)が付いている。

(47)たべっこ空手 全日本空手道連盟監修 ギンビス 2008年11月

これは本ではない。空手のお菓子である。空手本を多々紹介してきたが、空手菓子を紹介するのは初めてである。ビスケットに空手の型、組手が表記されている。型の指定型32種と第2指定型32種。組手の決め技17種。用語44種の計125種。一箱に全ての種類が入っているわけではない。11月13日から行われた第19回世界空手道選手権大会にて会場限定販売。300円で販売。63g。

(46)誰にでもできる 極真カラテ 入門篇 長谷川一幸著 ロゼッタストーン 2007年11月 1800円

極真空手の第2回全日本チャンピオンによる空手技術書。現在は、極真会館・極真連合会・長谷川道場で名古屋と徳島を中心に後進の指導に尽力。極真空手の基本に長谷川道場のオリジナル指導法を紹介。特に特徴的な捌き技術のパターンを紹介。B5版、全135ページ。この本のDVD版がクエスト社から全2巻で発売。DVDには、特典映像として第2回全日本大会が収録されている。

(45)国際松濤館空手道連盟創立30周年記念誌 国際松濤館空手道連盟 2008年10月

今年30周年を迎えた国際松濤館空手道連盟の記念誌。松濤二十訓、金澤弘和館長特別対談、近代空手道の歴史と国際松濤館(藤原稜三記)、義珍翁外伝、SKIF世界の仲間、金澤館長交友録、行事・国内活動、全国大会・世界大会、智慧を尋ねる、書き込み年表。写真を多数掲載。10月25日に開催された「国際松濤館空手道連盟創立30周年記念祝賀会」に合わせて発行。B5版、全87ページ。付録として第9回世界大会記録DVDが付いている。

(44)DVD 秘伝!体術の神髄 国際躰全道連盟 2008年

2007年11月に行われた総合武術躰全道・東京セミナーの模様を収録したDVD。二枚組のDisc1では、基礎修練となる「当撃」、体術の基本戦略である「迎先、封陳、崩撃、統結」の技法を廣木道心宗家による実演・解説。75分。Disc2では、これまでのDVD作品のオープニングシーンと教則シリーズから抜粋した映像集。20分。そして、今年も12月6日(土)に躰全道・東京セミナーが開催されます。http://www.budo-japan.com/live2008.html

(43)空手婆娑羅伝 銀二1 野部優美著 秋田書店 2007年3月 390円 

「月刊 少年チャンピオン」に連載中の空手漫画。新極真会の三瓶啓二師範や塚越孝行・新極真世界チャンピオンが登場人物のモデル(?)となって展開される青春空手物語。ハチャメチャ主人公・長尾銀二、正如カラテ福島県支部の古川研二師範を始め強烈なキャラクターも多々出てくる娯楽作でもある。著者の野部先生は、元々、極真・三瓶道場の門下生ということで道場の臨場感、試合、乱闘シーンがよく描かれている。又、野部先生のオフィスが空手古書道連盟総本部の近所というご縁も。2008年10月現在で6巻まで発売中。新書版、全191ページ。

(42)沖縄学講座 琉球空手の解説と実演 講師・金城孝栄 早稲田大学・琉球沖縄研究所

10月10日、早稲田大学・琉球沖縄研究所の主催による「沖縄学講座 琉球空手の解説と実演」が早稲田大学・小野記念講堂にて行われました。同大学の講義でありオープン講座ということで、学生に混じって熱心な一般者も受講していました。講師は、上地流空手道協会東京本部の金城孝栄氏。講義は、沖縄の歴史をふまえて空手の歴史、流派の解説、人物紹介を中心とした内容。空手発祥といわれる「手」から明治期の首里手・那覇手・泊手、更に沖縄三大流派の小林流・剛柔流・上地流への変換、そして本土に伝えられる流れを解説。沖縄三大流派のくだりでは、系譜のモニター資料が使われて、珍しい流派として本部御殿手が映像で紹介されました。後半は演武となり、上地流は、上地流空手道協会東京本部修武館の新垣広富館長、剛柔流は、国際明武舘剛柔流空手道連盟の八木明人舘長、小林流は、東京小林流空手道志道館の宮城毅館長が実演。上地流の三戦、サンセーリュー、剛柔流の三戦、セーパイ、小林流のナイファンチ初段、三段とその分解、試割りが実演されました。最後に三線と太鼓に合わせて行う舞踊空手が三流派一緒に行われました。質疑応答も活発に行われ、関心の高さがうかがえました。今回の講座にあたり8ページのレジメが用意されました。早稲田大学・琉球沖縄研究所 http://www.waseda.jp/prj-iros-waseda/

(41)空手家・武田梨奈 

ここに2枚の写真があります。空手家・武田梨奈。セーラー服でハイキック!近々、空手界で話題になる女子高生。

参考動画。http://jp.youtube.com/watch?v=xs1_EfT5p0U (続報記事、続く)

 
(40)レコード空手讃歌 三船浩歌 キングレコード

 空手を題材にした珍しいレコード。歌に合わせて踊る振り付け解説書付き。振付解説・待木美恵子、空手参考表現・日高一光。四番まである歌の一番を記しておきます。「桜花をかざし 影をうつ 礼節重し この国に 生まれし武道 今もなお 強く雄々しく 春讃う わが身を護り 敵防ぐ 徒手空拳の ああ空手道」この歌の中で、手刀受け、上段十字受け、右上段構左手刀受け、左中段鉄槌、左上受け右下段払い、右上段腕受けの動作を踊ります。歌に伴奏、尺八、琴、鳴物が入ります。定価600円。発売年不明。

(39)KARATE円心メソッド 二宮城光・エド・ゾレンスキー著 東邦出版 2008年8月 2800円

1998年にアメリカで出版された「SABAKI METHOD」の翻訳書。円心空手の基本から円心メソッドや円心ストラテジーといった独自のテクニックを紹介。又、二宮城光館長演武、サバキチャレンジ大会、セミナー指導のDVD60分が付いている。A5版、全230ページ。

(38)ブルース・リー最後の真実 松宮康生著 ゴマブックス 2008年9月 1600円

「最強格闘技図鑑」シリーズでもお馴染みで、ブルース・リー研究家でもある松宮康生の最新刊。今年が没35周年にあたり、海外取材を行なった新情報をまとめている。未公開映像の紹介、武道家としての考察、レアフィルム・グラフィティ、1972年のインタビュー公開、実戦力レポート。書籍本体表裏紙にマップ付きの香港ゆかりの地ガイドを盛り込んだ仕掛けもしている。A5版、全288ページ。

(37)船越義豪追悼録 日本空手道松濤会 2004年

昭和20年に39歳で病没された、船越義豪先生(船越義珍先生の三男)没後60周年記念誌。巻頭は20ページに渡る写真掲載、没後60年記念式典(平成16年9月26日)、誉れの松(植樹式典・平成16年7月5日)、寄稿文(高木丈太郎など6人)、資料(船越義珍、船越義豪、江上茂、廣西元信など10人)、巻末に松風の棍型を紹介。B5版、全155ページ。

(36)日本空手協会 第18回全国大会プログラム

35年前の昭和48年6月23〜24日、日本武道館で行われた大会プログラム。船越義珍先生空手道普及五十周年記念世界大会も兼ねた大会。読み物として、皇室と空手道、空手道風雪50年(高木正朝)、己に克て(中山正敏)を掲載。A4変型版、全48ページ。別冊子で組み合わせ表付き。

(35)日本空手協会 第51回全国大会プログラム

今年7月5〜6日、日本武道館で行われた日本空手協会の第51回全国大会プログラム。A4版、全160ページ。500円で販売。写真は、会場にて再会した、映画「黒帯」で共演した中達也師範と八木明人氏。近々、「黒帯」の共演者達に新メンバーが加わった新作映画が製作開始されるそうです。映画情報は追って告知します。

(34)剛柔流空手道教範 山口剛玄著・山口剛史監修 東京書店 2008年8月 3000円

10年前に出版された改訂・改題版。初版は1970年。空手技術書としては一般的な基本、形、組手を紹介したもの。初版からのイラスト解説を用いている。A5版、全287ページ

(33)DVD 剛柔流空手道 伝統技法 全二巻 山口剛史 クエスト 2007年10月 5600円

全日本空手道剛柔会の山口剛史宗家による剛柔流DVD。剛柔流組手伝統技法といった上級者向けの内容を山口剛史宗家自らが実演・解説。基本移動、開手型、鍛え組手、補強運動など剛柔会独自の練習を公開。各84分・100分。写真は今年の8月10日の全国大会にて。

(32)DVD 金澤弘和 空手伝説 クエスト 2008年2月 5600円

国際松濤館空手道連盟の金澤弘和館長の貴重映像とインタビューをまとめたドキュメンタリー。昭和30年頃の型演武、1963年の日本空手協会第7回全国大会の試合、2006年の国際松濤館第9回世界大会の演武などを収録。金澤弘和館長が優勝した日本空手協会第1回全国大会のフィルム映像も現存したが、海外の弟子に貸したまま行方不明になっているという。続編にも期待。87分。写真は今年の8月17日の全国大会にて。

(31)玄制流空手道と躰道の創作を顧みる 谷口興一著 2005年

副タイトルは、天才武道家とその弟子の歩み。ここでの天才武道家とは祝嶺正献師で、その弟子とは著者である谷口興一氏。著者は躰道本院最高会議議長。祝嶺師との49年に渡る歩みを振り返り、昭和31年から39年までの出来事を叙述した内容。躰道の創作、テレビ出演、映画「空手の祭典」の製作、奉納演武、「空手道新教範」の出版など興味深い話しが紹介されている。67点に及ぶ写真を掲載。A5版、全68ページ。定価1500円。自費出版。群馬にて入手。

(30)プログラム空手道大演武会 空手道拳道会総本部 1988年空手家・中村日出夫と空手団体・拳道会を世に知らしめた演武会のプログラム。挨拶、大会役員、大会プログラム、中村日出夫会長略歴、拳道会とは、師範演武、演武の数々、少年部演武、拳道会のあゆみ。この演武会で中村日出夫会長の特別演武が行われて、ゲストの前田日明、司会のミッキー安川が垂木斬りの体験をしたことでも知られている。1988年7月3日・東京国立代々木第二体育館。B5版、全32ページ。チラシはB4版。当時、衝撃的な試し割りの凄まじさが報道されて、専門誌での紹介、書籍発売、ビデオ発売もされた。尚、演武会は3度行われた。1987年6月28日・大阪市中央体育館、1990年5月3日・神戸市ワールド記念ホール。
(29)月刊武道 2008年7月号 日本武道館(ベースボール・マガジン社) 530円

今号が通刊500号の記念号。財団法人日本武道館が発行している武道雑誌。昭和36年の創刊号から500号に至るまでの歩みと各武道連盟の代表による座談会を特集。連載の「マンガ・武道のすすめ」では、今号で空手家の金城裕先生を4ページに渡り紹介。毎号の連載で金城裕先生による「唐手から空手へ」と題する空手の歴史考察も23回目の連載。巻頭カラーページの連載「色紙に書く座右の銘」では著名人による執筆で、毎回その色紙プレゼントもされている。B5版、全228ページ。

(28)チラシ 沖縄空手古武道事典 柏書房今年7月発売予定の空手百科事典の告知チラシ。内容は?、流派・型・技法の解説、沖縄空手人140名以上の紹介、各種資料・文献新聞書誌リスト、年表。編集委員は沖縄在住の10人の空手家。高宮城繁、新里勝彦、仲本政博、宮城篤正、津波清、東恩納盛男、嘉手苅徹、金澤美和、桃原慶長、東江優。B5版上製、全528ページ、13000円予定。チラシはA4、二ツ折り。
(27)プログラム 極真館第6回全日本ウェイト制空手道選手権大会 極真空手道連盟極真館 

天下布拳 極真空手道連盟極真館監修 気天舎 2008年6月 2000円

2008年6月15日、東京・代々木第二体育館で行われた大会プログラム。大会概要、ルール説明、トーナメント表、極真館支部一覧、記事として過去5回の大会を振り返って、技術として内歩進初段の写真による解説。A4版、全63ページ。1000円で販売。「天下布拳」は、極真館のグラビア集。盧山館長の書き下ろし「極真の王道を歩む!」や盧山館長と俳優・須藤正宏氏との対談、歴代王者、大会レポートなど。B5版、全192ページ。この新刊書は、第6回全日本ウェイト制大会後に行われた「盧山初雄還暦祝賀会」に併せて製作されて、参列者に渡されました。祝賀会では、地上最強のカラテ座談会として盧山館長と佐藤勝昭塾長と東孝塾長の3人で行われました。又、孫立先生による意拳演武、倉本成春先生との対談、紅道着進呈などがありました。

(26)マンガでわかる! 芦原カラテ 実戦サバキ入門 芦原英典監修・坂丘のぼる画 スキージャーナル 2008年6月 2000円かつて「格闘Kマガジン」誌上にて連載されていた漫画シリーズの単行本化。未完であったが書き下ろし8ページを追加し完結。更にサバキ技術の写真解説にDVDまで付いての発売。技術指導は芦原会館東京本部の西山亨師範。マンガ解説(全29話)、写真解説(32Lesson)、DVD映像解説(46分)の3本立てにインタビュー(芦原英典館長、西山亨師範、岸保明師範、小林由佳二段)も収録。空手の本としては、初めての試みである。尚、発行にあたり当連盟で出版協力させていただきました。B5版、全278ページ。

(25)琉球空手、ばか一代 今野敏 集英社文庫 2008年5月 500円

小説家であり空手家でもある今野敏の自伝的空手エッセイ。少年今野、青年今野、中年今野の3つの時期に分けて構成。ブルース・リーと「空手バカ一代」に触発され、糸東流、常心門、今野塾と空手流浪していく中、小説とは違った著者の人柄がよく分かる文面で話しが進んでいく。表紙と本文イラストの五月女ケイ子のイラストが独特の味をだしている。文庫版、全217ページ。次の空手作品は、琉球新報に連載中の本部朝基をテーマにした「武士猿・ブサーザールー」を予定。

(24)DVD  小林由佳のキセキ クエスト 2008年5月 5600円

空手界のアイドルである芦原会館西山道場所属の小林由佳のデビューから最近の試合までをまとめた一枚。8年間で200試合ほど行い、このDVDでは半分ほどの試合を約4時間に渡り収録。空手の歩みを振り返ったインタビューも収録。空手家・小林由佳の軌跡、空手界の輝石、DVD発売の奇蹟をかけたタイトル。特典トレカ付き。235分。

(23)DVD新極真会 重戦車 塚越孝行 クエスト 2008年5月 5600円

新極真会の塚越孝行の世界チャンピオンにいたるまでの試合集とインタビュー、世界を制したテクニックを網羅した作品。171分。写真は、5月18日のウェイト制大会にて。

(22)千葉真一改め和千永倫道 千葉真一著 山と渓谷社 2008年4月 1600円

70年代に空手映画で一世を風靡した千葉真一の初自伝。日本を代表するアクションスターでありかつてJACを主催。空手のくだりは書かれていないが、JACでは極真空手を取り入れており、大山倍達役の映画にも主演したり、大会で演武を行ったこともある。幼少時から俳優を志し、JACの設立、育てた愛弟子達、今後の夢をエッセイ調に記している。写真は、4月29日に行われた、紀伊國屋書店・新宿本店でのサイン会にて。

(21)特別寄稿:沖縄で空手と本を見た

4月中旬、沖縄上陸を果たした。3日間に渡る念願の初沖縄は、多くの発見がありました。空手道場、新刊書店、古書店、図書館がテーマ。もともと空手の本を収集することをライフワークとしており、空手発祥地である沖縄に行くことは必然であろう。今回の訪問で知った新刊書店と古書店に共通する特殊な特徴として、郷土コーナーがどのお店にも必ずあることです。全国の書店でも郷土コーナーはあれど、沖縄ほど力入れしている地域は見たことはありません。昨年4月に開店した豊見城市の戸田書店(400坪)と今年2月に開店した浦添市の戸田書店(265坪)は、圧倒的な郷土コーナーがあり呆然と立ち尽くしてしまいました。豊見城市の戸田書店の棚は、10メートルに及ぶ10棚に沖縄本がうずまっていました。現地の出版社のものは元より本土の出版社の沖縄関連書、更に現地で発行された自費出版ものまでありました。空手といえば実用スポーツコーナーだが、郷土コーナーに並んでいる空手本の方が売れ行きはよいらしい。本土では手に入らない貴重な本が沖縄にはありました。通りすがりに見つけた那覇市郊外の「おきなわ堂」という郷土専門店(60坪)がありました。地元書店であるいしだ文栄堂の経営で昨年8月に開店。このお店は、新刊と古書も併設。更にCD・DVDや沖縄菓子、三線まで販売。ここにも大きな空手コーナーがあり、「押忍。」と礼をしたくなるような棚展開をしていました。

沖縄一の繁華街である那覇国際通り近辺は、お土産屋こそ多くあるが書店がほとんどない状況。そして、沖縄の古書店にも郷土コーナーが必ずあり、整然と手の行き渡っているお店ばかりでした。本土では入手できない空手本と多々出合うことができました。しかも値段が沖縄価格。ブックオフにも郷土コーナーがあったのは驚きでした。沖縄県立図書館で見た空手の本は、スポーツコーナーにはわずか15冊しかなく、郷土コーナーには200冊程もありました。(所有していないものは20冊程でした。)更に、寄った武道具店では、海外で発行された本やビデオ・DVDも多々ありました。剛柔流拳志会(外間哲弘館長)の道場内で運営している沖縄県空手博物館では、貴重な空手資料に接してきました。沖縄には空手の本場だけあり道場が320ヶ所程あり、バイクで走っていると確かに看板をよく見かけました。今回は映画「黒帯」で主役を演じた八木明人館長の剛柔流空手道明武舘へ訪問し、稽古後は延々と泡盛と空手ライブ?を楽しんできました。日本と海をへだてた琉球王国に、独自文化と本を大切にする人たちがそこにはいました。押忍。
(20)洗心 少林寺流洗心館十周年記念誌 少林寺流洗心館 2003年

流祖・喜屋武朝徳から仲里常延範士十段の系統である佐久川政信館長の少林寺流洗心館の記念誌。グラビアとして洗心館の歩み、少林寺流の歩みを紹介。門下生、関係者による洗心館と佐久川館長に対する原稿、座談会、資料集。B5版、全156ページ

(19)沖縄空手道王統記 島袋永三著 錬道館空手研究会 2003年

武士松村、喜屋武朝徳、本部朝基、具士川武士平小、唐手佐久川、糸洲安恒、宮城長順ら沖縄空手の先達エピソードを紹介した書。B5版、全49ページ。本の反対側から英訳もされており、そちらは全56ページ。初版1983年の再発行版。著者は1925年生で喜屋武朝徳、宮城長順に直接師事。

(18)剛柔流空手道教本 基礎編 當山全秋著 おもろ出版 2003年琉球国技会・天武心治館の當山全秋館長による空手書。著者は宮城長順・比嘉世幸に師事した渡口政吉氏に師事。空手歴48年の執筆。写真による剛柔流の型、基本、補助運動技術、空手評論。内容は、空手道と礼儀作法、剛柔流伝統の型、修練と人格の陶冶、先人が歩んできた道、空手道雑感。A4版、全288ページ。定価3500円。
(17)首里少林流空手道 仲村良雄著 空手道円武舘 2001年

沖縄県那覇市に本部を置く空手道円武舘の仲村良雄範士十段による空手書。著者の仲村良雄範士十段は上原信幸、城間間繁、比嘉佑直氏らに師事。内容は、評論と技術の二章から成り、第一章・少林流と故人空手家の行跡、第二章・首里少林流空手道。主に評論部は故人空手家の紹介と寸評、技術部は型の説明を写真解説。道場で発行された自費出版。A5版上製・函付、全282ページ。

(16)カセット 空手の道 青木光一 日本コロムビア 1989年

空手のカセットテープは珍しい。空手がテーマのCD、古くはレコードがいくつかあるがこれはレア物。歌・青木光一、作詞・作曲・石川清義。歌詞は、「一、五尺の体はがねにかえて 鍛え抜かれた我が身でも 明日の 明日の新手で寝もやらず ああ沖縄空手、空手の道。二、試練を重ね一生かけて 道を極めた師の姿 俺も 俺も生きたやひと筋に ああ沖縄空手、空手の道。三、技を求めし男の道よ 己心の敵こそ我がかたき 夢は 夢は奥儀ぞ武の域ぞ ああ沖縄空手、空手の道。」1000円。ウィキペディアによると、歌の青木 光一氏は現・日本歌手協会名誉会長。「柿の木坂の家」など、多くの大ヒットを飛ばし、人気アイドルとして昭和時代中期の日本歌謡界に君臨した。2008年には82歳を迎えたが、日本歌謡界の重鎮として現役で活躍を続けている。

(15)DVD 第23回沖縄県空手道古武道演武大会 沖縄県空手道連盟 2008年

2008年2月17日に沖縄県立武道館にて行われた大会DVD。オープニングは中学生870名による基本、普及形から始まり、上地流、小林流、剛柔流、松林流、劉衛流、琉球古武道の各団体・道場の演武28種目を全て記録収録。沖縄県空手道連盟は、全日本空手道連盟の沖縄支部。1981年設立で、現会長は沖縄剛柔流空手道協会の比知屋義夫氏。148分。4000円。

(14)プログラム第15回空手道・古武道演武大会 全沖縄空手道連盟 1985年9月

昭和60年9月29日、那覇市で行われた全沖縄空手道連盟の演武大会プログラム。全沖縄空手道連盟は沖縄空手界で最も歴史のある組織で、当時の会長は少林寺流の仲里常延氏。、演武は、各流派・道場ごとの集団型演武がほとんどである。少林寺流、上地流、剛柔流、少林流、剛泊会、紅白試合、流派代表の7部構成。表記内容は、演武種目(型名)、演武者名、段級位、所属道場。広告は道場広告が多い。B5版、全94ページ。

(13)プログラム第14回空手道・古武道演武大会 沖縄空手道小林流小林舘協会 1998年6月

先に紹介したプログラムと同じ構成。この演武会では、仲里周五郎先生によるパッサイ大が59種目目のラスト演武。又、過去の貴重な記録写真も先と同様に掲載。A4版、全188ページ。

(12)プログラム仲里周五郎先生古希祝賀空手古武道国際演武大会 沖縄空手道小林流小林舘協会 1992年3月

1992年3月22日に沖縄コンベンションセンターで行われた大会プログラム。演武は、型を中心に48種目あり、最後は仲里周五郎先生(沖縄空手道小林流小林舘協会会長・範士十段)による公相君大。型演武はほとんどが集団演武で、他に琉球舞踊、武器術、試し割り、型分解、約束組手。仲里周五郎先生と沖縄空手道小林流小林舘協会の歩みを伝える数々の写真、祝辞、小林舘の支部紹介、協賛広告、演武プログラムと演武者を掲載。A4版、全195ページ。

(11)Importance of Spiritual Karate 八木明達著 明武舘 2008年

剛柔流明武舘の八木明達宗家によるカナダで出版された英語版の空手書。剛柔流の歴史、流祖・宮城長順、型、八木明徳の生涯、八木明徳の教え、八木家について、アメリカ支部、空手とは、練習の心構え、海外指導など多くの昔からの写真を掲載。A5版変型、全116ページ。映画「黒帯」の八木明人氏は、八木明達宗家のご子息であり明武舘舘長

(10)沖縄県空手博物館

沖縄県西原町にある沖縄県空手博物館を訪問してきました。館長である外間哲弘先生は、剛柔流空手拳志会の会長でもあります。県内の空手界でも空手資料収集に尽力されて博物館として一般公開しています。1Fが道場で博物館は2Fにある。空手流祖の肖像画・写真、系譜図、古武術具などが数多く展示されている。部分的に展示品の入れ替えもされている。尚、書籍と映像資料は閉架式となっている。外間館長の沖縄の歴史を含めた解説は勉強になります。本土からの著名な空手家の出稽古や海外からの訪問も多く、県内の空手史跡めぐりの案内も行っている。カラテワールド、空手遊園地のような存在がそこにはありました。外間哲弘館長の著作として、空手道歴史年表、沖縄空手百人列伝、空手史跡ガイドブック、沖縄空手道の歩み、沖縄空手道・古武道の真髄などがあり、今後も空手書の出版を予定

(9)DVD 新極真会 第9回全世界空手道選手権大会 クエスト 2008年2月 5600円 

2007年10月13−14日に行われた新極真会 第9回世界大会のDVD。TVは、テレビ東京で75分、ジェイスポーツで180分放送された。DVDは237分に渡るロング版。写真は、2月17日に行われた「塚越孝行選手優勝祝賀会」。

(8)DVD 黒帯 KURO-OBI バンダイビジュアル 2008年3月 6300円(初回限定版)

昨年、この映画のチラシ、パンフレット、小説の記事を紹介した。クロックワークス配給で2007年10月公開。初回限定版には、小冊子、特典DISKが付いている。特典には、メイキング「Battle of KURO-OBI」、メイキング「空手アクションの作り方」、空手の歴史、パイロット映像・自主製作短編映画「黒帯」が収録されている。本編95分+17分、特典90分。通常版3800円。

(7)DVD 芦原空手 サバキテクニック 西山道場篇 part.2 クエスト 2008年4月 5600円

昨年に発売された「芦原空手 サバキテクニック 西山道場篇」の続編。ちょうど一年後の発売。今回は、相手の攻撃を制する間合いとステップがテーマ。芦原会館・西山道場の精鋭達が出演。そして、今回も特典映像として、芦原英幸初代館長の貴重映像が132分も収録されている。1988年の北海道審査会の映像が収録。北海道支部は全国の芦原会館支部でも積極的に映像記録を撮っていた支部である。今年は、芦原会館東京本部25周年であり、この2008年4月は、現在の板橋の東京本部10周年にもあたる月である。全228分。

(6)沖縄伝統古武道 改訂版 仲本政博著 ゆい出版 2007年 3000円

昨年の記事で紹介した沖縄空手の研究書の改訂版。改訂にあたってで、「本土の体育系の大学や海外からの注文が殺到し、忽ち売れ切れとなり、〜改めて再版するにあたり、内容の充実を図るため、再調査、現場視察を実施、事実の確認を心がけてきた。」表紙が替えられて、ページも269ページから全287ページとなった。

(5)空手道出版目録 川本正行編 空手雑話社 1984年

空手の本を年代、書名、著者ごとの3部構成により編集。空手の単行本、雑誌、新聞、沖縄関係、武道関係、小説にいたるまで掲載。書名、著者、発行所、発行年月日、ページ数、版形、定価のデータ。書店販売されたものから自費出版、通信教材なども網羅している。大正6年から昭和59年までのものをまとめた空手本の資料である。限定98部の自費出版。B5版、全90ページ。発行者の川元正行氏は、沖縄小林流空手道広島志道館館長。

(4)からて 創刊号 韓武館出版部 昭和21年

戦後間もなく東京・九段で活動を開始した空手道場韓武館の機関誌。内容は、発刊に當りて、唐手道の将来、拳の握り方と突き方(金城裕)、各学校空手部紹介。この創刊号では、空手ではなく唐手と表記されている。又、空手を武道というよりスポーツとして捉えており、平和的スポーツとして世界に発展普及を志向している。編集・発行者は、韓武館長の尹曦炳氏。当時の韓武館には大山倍達も在籍していたことも知られている。B6版変型、全20ページ。定価2円。

(3)月刊空手道 創刊号 空手時報社 昭和31年

元祖「月刊空手道」はこちらである。金城裕先生が編集・発行。流派・会派を越えて空手界の情報を取り扱った雑誌。当時、金城裕先生は空手界の大同団結に尽力しており多くの空手家を誌上で紹介。創刊号は、特集・空手道場拝見(日本空手協会、剛柔会、和道流、錬武館)、対談・空手談義!猛牛をひねる大山七段の巻、誌上講座・巻藁の作り方から突き方まで、連載漫画・空手のキンちゃんなど。1997年に榕樹書林から合本完全版が復刻発売されている。A5版、全68ページ。定価50円。

(2)隔月刊空手道 創刊特別号 福昌堂 昭和52年

もともと日本空手協会の機関誌としてスタート。その後、伝統空手を中心に極真カラテ、武道、武術と幅を拡げて、平成20年2月の現在453号まで発行されている。創刊特別号は、特集・空手のルーツを探る、新連載・庄司寛の実戦空手、新連載・飛竜の拳、大会レポートなど。B5版全40ページ。定価300円。
(1)What is Karate? 大山倍達著

2008年の最初の古書は、「What is Karate?」です。何故かというと、今年が1958年の初版発行から出版50周年だからです。半世紀前に出版された空手の本。大山倍達の最初の著書でもあり英語のもので、後に極真空手が海外で飛躍するきっかけとなった一冊です。当時、出版記念演武会も行われた写真が「大山倍達の肖像」に見られます。現在、世界中で入手が困難なものとなっています。当ホームページで、1999年に一度記事にしたこともありますが、誤植本の内容でした。そして、この書籍は同じ書名で内容が全く違うものが3種類存在します。最初は、1959年に東京ニュース社発行の第二版もの。技術実演は、大山倍達、安田栄治、小坂修一、大山茂など。A4版上製版、全144ページ。続いて、1963年に改訂版として日貿出版社から前作の構成を基に写真が部分的に入れ替えされたもの。A4版上製版、全140ページ。最後が、1966年に日貿出版社から構成も写真も全面制作され直したものが発行されました。技術実演は、松永秀雄、神村栄一など。A4版上製版・函付、全176ページ。(写真は、左から1959年版、1963年版、1966年版)又、表紙違いのものが5種類は確認されています。当連盟所有のものは、大山倍達サイン入りのものでとても貴重なものです。(写真参照)後の著作である「This is Karate」と「Advance Karate」はそれぞれ「秘伝極真空手」と「続 秘伝極真空手」として翻訳出版されたが、「What is Karate?」は英語版のみである。