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(58)伝説の武人 比嘉佑直 宮松久三編集 守礼堂 2006年7月 3500円
沖縄少林流究道館の比嘉佑直範士十段の足跡をまとめた一冊。比嘉佑直師範は明治43年に沖縄・那覇に生誕、平成6年に85歳で逝去。16歳から空手を始め、全沖縄空手道連盟会長、那覇市議会議員も務めた。沖縄タイムスや雑誌に寄稿した記事を全て掲載。流派・団体を越えた空手界の長老達など42人の追悼文集。豊富な写真と、資料により編纂されている。A4版上製、全134ページ。
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(57)プログラム第24回玄和会大会
日本空手道玄和会の昭和61年11月2日に行われた大会プログラム。猛鷹戦準備戦、荒鷹戦のそれぞれ型と組手試合。大会順序、試合規定、出場選手の他に玄和三唱、飛翔参年活動方針、第一指導局歌・燃ゆる闘魂といった玄和会特有の事項も表記。B5判、全12ページ。神田神保町にて入手。
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(56)プログラム 第31回日本空手道研修会全国大会
DVD 甦える伝統空手 金城裕 196分 クエスト 2006年11月 5600円
平成18年11月3日に行われた日本空手道研修会全国大会のプログラム。大会は、型、組型、組手の3競技が行われました。糸洲十訓、意訳糸洲十訓、日本空手道研修会のあゆみ、ご挨拶、大会役員、大会次第、競技参加選手・組み合わせ、日本空手道研修会役員名簿、広告。B5判、全38ページ。無料。又、大会に合わせて「甦える伝統空手」のビデオ3本がDVDになりました。早速、金城先生にサインを入れていただきました。尚、来年に88歳になる金城裕先生の米寿記念パーティーが来年5月に予定しています。併せて、昭和43年発行の金城裕著「写真で覚える空手の習い方」が限定復刻されます。
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(55)BUDO-RA!MOOK 達人 第壱巻 フルコム編 東邦出版 2006年4月 2300円
BUDO-RA!MOOK 達人 第弐巻 フルコム編 東邦出版 2006年7月 2300円
BUDO-RA!MOOK 達人 第参巻 フルコム編 東邦出版 2006年11月 2300円
格闘技雑誌の名物編集長として知られる山田英司氏による新ムック。季刊発売。技術実演のDVD映像付き。第壱巻は、盧山初雄、蘇?彰、真樹日佐夫、ダン・イノサント、徐紀、大石大悟を特集。A5版、全240ページ。第弐巻は空手特集で、倉本成春、盧山初雄・廣重毅、富樫宜資、羽山威行、内田順久、西良典、長谷和徳、平直行が登場。A5版、全247ページ。第参巻は、中国拳法特集で、蘇?彰、河野義勝、劉方同、劉品正、カレンバッハ、野田久貴が登場。A5版、全327ページ。紹介記事、インタビュー、技術解説の内容。
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(54)基本を極める!空手道 実践トレーニング 香川政夫著 永岡書店 2006年8月 1500円
伝統空手の四大流派の基本を紹介。各流派から大会で活躍しているトップ選手をモデルに制作。松涛館流は永木伸児、糸東流は諸岡奈央、剛柔流は古川哲也、和道流は古橋卓也がモデルを務めている。立ち方、突き、蹴り、受け、移動、基本組手、自由組手、形、トレーニングを写真を中心に分かりやすく紹介。DVD付き。B5版、全159ページ。
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(53)スヤーサブロー 宮城嗣吉物語 船越義彰著 沖縄タイムス社 1991年 2680円
発行元である「沖縄タイムス」紙上に150回以上にわたり連載された空手家・宮城嗣吉の若かりし頃を描いた小説。宮城嗣吉は明治45年生で平成13年没。沖縄では伝説の空手家・スヤーサブロー(首里三郎)として知られている。武を追求し、多くの立合いから伝説の空手家とされている。宮城嗣吉は、糸洲安恒門下である當真嗣善に師事。本部朝基、宮城長順、知花朝信、花城長茂、喜屋武朝徳、城間真繁、仲宗根源和、船越義珍といった沖縄空手界の重鎮達と接してきた。又、旧い沖縄の写真が多々掲載されている。空手関係と宮城嗣吉の写真は少ない。10月其日、「月刊空手道」のM編集長が、「今、この本を読んでいるんですよ。」と見せてくれたのがこの書で、入手直後の偶然に驚きました。四六判上製、全357ページ。
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(52)上地流空手道 島袋幸信著 東京図書出版会(リフレ出版) 2006年11月 1500円
上地流空手の市販書としては、初めてのものであろう。上地流といえば、空手書としては最もページ数、重量においても大きい「精説沖縄空手道 その歴史と技法」上地完英監修 上地流空手道協会 1977年発行ぐらいしかなかった。本書のサブタイトルは「中国から沖縄へ・沖縄からフランスへ」とあるように、著者が1971年に初めて仏領マルチニーク島に渡り1984年からはフランスに定住して空手普及に努めてきた。上地流の歴史、技術、形、練習法、著者の思い出、空手の歴史、空手雑感、フランス空手事情と読み応えある内容である。四六判上製、全242ページ。 |
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(51)空手青年のひとりごと 高木房次郎著 1991年
1920年生まれの著者は、慶応義塾で空手を始め、全日本学生空手道連盟理事、全日本空手連盟事務局長、全日本空手道連盟(JKF)中央技術本部長、世界空手道連合事務総長、アジア空手道連盟国際代表、日本オリンピック委員を歴任。空手歴60年の空手エッセイ。空手での出来事、空手観が著者の言葉で語られている。「ロマンありてこそ、ダサイ空手・ダサイ日本、日本の空手が国際化する条件、教え方しだいでどの子も育つ、型は品性のパフォーマンス、唐手から空手・KARATEへ」。四六判上製、全190ページ。非売品の自費出版。ブックオフにて105円で購入!
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(50)心に響く言の葉 佐藤嘉道著 気天舎 2006年9月 1800円
名書「拳聖 澤井健一先生」から24年ぶりの著作。太気拳の佐藤嘉道師範が出会ってきた武道・武術、教職関係の人達との会話から心に残り、人生の指針となった言を紹介。28人から紹介。武道関係からは、太気拳・澤井健一宗師、極真会館・大山倍達総裁、誠道塾・中村忠会長、中国拳法・王樹金老師、太気拳・カレンバッハ教士、香取神道流神武館・大竹利典館長など。又、教育者の佐藤忠輝先生、近所の和尚さん、パン屋の班長さん、生徒A君など。200枚以上の写真掲載。中でも澤井健一先生の中国大陸時代の珍しい写真が公開されている。四六判上製、全212ページ。
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(48)最強を極める空手入門 緑健児著 ベースボール・マガジン社 2006年1月 2000円
新極真会の現役選手16人のテクニックを披露したフルコンタクト空手技術書。現役のトップ選手が試合で使っているテクニックを惜しみなく披露するのは、画期的である。内容は、対談・長渕剛×緑健児、最先端技術講座・緑健児、鈴木国博、塚本徳臣、塚越孝行、逢坂祐一郎、山本健策、谷川光、ドナタス・イムブラス、佐藤隆孝、竹澤剛、ローマン・ネステレンコ、森健太、山田一仁、ヴァレリー・ディミトロフ、小泉英明、兼光のぞみ、野本尚裕、様々な練習方法。
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(47)プログラム |
沖縄空手道 無心舘東京支部 創立五周年記念演武会 |
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平成18年10月14日(土)に東京・大田文化の森にて、「沖縄空手道 無心舘東京支部 創立五周年記念演武会」が行われました。支部長であるジョー・スウィフト師範との親交から参列しました。スウィフト師範は、ニューヨーク出身で、空手に興味を持ち1994年に来日。沖縄での空手留学や大阪、石川県で空手修行を経て、5年前に無心舘東京支部を開設しました。スウィフト師範とは、金城裕先生から紹介していただきました。特に、空手研究に熱心で、空手の本をよく読んでおり自身も「私は空手おたくです。(笑)」とのこと。空手古書道連盟にも多くの理解と協力をしていただいています。又、国内で出版された空手書の翻訳もしており、「沖縄空手列伝百人、琉球王家秘伝武術、唐手拳法(制作中)」の英語版訳者でもあります。今回の演武会は、無心舘門下生の部(17演武)、招聘演武の部(12演武)、無心舘師範の部(2演武)の3部構成。約1時間半にわたり日頃の修練技を、司会による解説付きで披露されました。招聘演武の部には、国際琉球古武道與儀会館関東本部、沖縄小林空手道の村上勝美範士九段(著書として、空手道と琉球古武道、琉球棒術、空手の心と技)、琉球王家秘伝武術左近流の松尾兼徳左近宗家(著書として、琉球王家秘伝武術)の演武でした。A4版、4ページ、祝辞・メッセージ・エッセイ集9ページ付。ページのTopに戻る |
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(46)護身術秘伝 空手拳法 セーパイの研究 摩文仁賢和著 昭和9年 興武館
攻防自在・空手拳法 十八の研究 摩文仁賢和著 2006年8月 榕樹書林 1600円
糸東流の流祖である摩文仁賢和による空手技術書。著者自ら演じた写真による開手型・十八の型、十八の分解説明。本の後半分は附録として「武備誌」のコピー。師である糸洲安恒がよく研究材料としており、当時入手が困難な為、附録として掲載したとのこと。復刻版には、新たにこの書の解説を追加。昭和9年版は、四六版上製、全176ページ。2006年版は、四六版、全185ページ。72年の時を経て復刻された。この本は、古書店にでてくることも稀で、国立国会図書館にもかなり痛んだ状態のものしかない。復刻版は、その初版を昭和9年10月25日の奥付となっているが、当連盟所蔵の初版は昭和9年10月8日となっている。表紙も全く違うもの。当連盟所蔵の初版は「空手拳法」が主題名だが、復刻版の基になった昭和9年10月25日の初版本は「十八の研究」になっている。尚、中味は全く同じである。又、同時に昭和9年3月発行の摩文仁賢和著「攻防自在 護身術空手拳法」も復刻された。
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(45)拳正道 通信教育講座 昭和54年空手や拳法をベースに体系化された総合武道である拳正道。昭和48年に創設。少年マンガ誌の広告で生徒募集していた拳正道通信教育講座のとテキスト。初級・中級・上級課程の全3巻からなり、補足としてカセットテープがあった。それぞれの課程で、陽の技、陰の技、杖(棒)術、ヌンチャク、秘技伝授(試し割り)の内容。各全60、36、36ページ、B5版。通販で道衣、武器、グッツ、冊子本も販売。本部道場は千葉県柏市。ページのTopに戻る |
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(44)四角いジャングル 梶原一騎・中城健著 講談社 昭和53年
いわずと知れた梶原一騎の格闘技マンガ。当時の格闘技界と同時進行で連載された。中には、マンガを実現させるべく極真門下生が登場人物を演じた異色作でもあり、映画も3作にわたり製作された。今回来日したベニー・ユキーデ(54歳)は、この作品に多々登場している。表紙を飾った2冊にサインを入れていただき、記念写真を撮らせていただきました。このマンガには本人も大喜びで、お弟子さん達も大興奮でした。又、本人が所有しておらずどうしても入手したいとの要望で、古書店で同じものを見つけてアメリカのジェットジムに送ってあげました。 |
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(43)ベニー・ユキーデ来日
ベニー・ユキーデが13年ぶりに来日しました。1993年9月に行われた「K−1ILLUSION」以来です。本人がプロデュースした格闘技イベント「無頼漢〜BURAIKAN〜」が9月23日に東京・新木場で開催されました。ユキーデのジェットジムから2人の直弟子が参戦し、白熱のファイトを見せてくれました。会場には、真樹日佐夫、緑健児、エンセン井上、龍飛雲、南部虎弾が来ていました。さて、大会開催前の控え室にユキーデを訪ねて、関連物にサインを入れていただきました。「格闘技に生きる(1982年)、実戦フルコンタクトカラテ(1982年)、TRAINING AND FIGHTING SKILLS(1981年)、ビデオ格闘合衆国アメリカ通信1(1994年)」。そして、「四角いジャングル(1978年)」。とても気さくに、サインに応じてもらえました。大会終了後にサイン会が行われて多くのファンが列をつくりました。ページのTopに戻る
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(42)新説!芦原英幸 芦原英典監修 東邦出版 2006年9月 2300円
1998年に日本スポーツ出版社から発売された「痛快無比!芦原英幸読本」の続編にあたる新刊。サブタイトルは、いま明かされる天才空手家の技と心。ゆかりの人達のインタビュー集とサバキ技術。貴重写真70枚以上掲載。インタビュー登場人物は、芦原英典、西山亨、岸保明、小倉正一郎、加藤重夫、郷田勇三、佐藤嘉道、添野義二、長谷川一幸、真樹日佐夫、基佐江里、盧山初雄、芦原会館支部長達。A5判、全280ページ。特典として、芦原英幸秘蔵映像のDVDが付いている。1990年の在りし日の指導風景が12分程収録されている。併せて、本で紹介されている芦原英典館長、東京本部、関西本部によるサバキ技術(10分程)も収録。
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(41)転の教え 息吹と気と念の武道 川元規久著 まろばし工房出版部 2006年6月 1905円
少林寺流錬心館の保勇伝の流れをくむ正伝まろばし空手道の理論書。正伝勤労者空手道会の川元規久宗師範の公演をまとめた内部出版物や理論書は、多々刊行されている。川元宗師範の人生座右の書「剣と禅」大森曹玄禅師著との出合いから、公演、仮印刷書刊行、演武発表を経て、自家本「空手における転の教え」(1981年12月)を発行。これを加筆・訂正したのが本書。格調高い心法学武道書となったとのこと。内容は、「三十代武道の自覚と修法、心法修法の変遷、気と武道の周辺、念と武道の周辺、空手道の修行とは、武道と静座、武道における歩行法、空手における有構無構」。A5版、全168ページ。尚、正伝勤労者空手道会の機関誌として「空手びと」が刊行されている。正伝まろばし空手道の技術書発行や空手専門誌での特集もしてもらいたいものである。ページのTopに戻る |
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(40)大山倍達正伝 小島一志・塚本佳子著 新潮社 2006年7月 2300円 もともと当連盟が発足し、空手本の収集の始まりは大山倍達の本がきっかけでした。その大山倍達が亡くなって早12年が経ち、大山倍達が創り上げた極真会館の組織は分派を繰り返している。そんな中、創始者の名が忘れられていくことに寂しさを感じている人は多い。又、極真の本はその後も多々出版されているが、大山倍達の評伝が発行されないのも不思議であった。この書は、そんな状況の中で画期的な一冊である。著者の小島一志氏は、極真空手の経験者であり空手雑誌の編集に永年携わってきており、ジャーナリストとしての厳しい観点から取材を慣行している。小島氏でなければ取り組めなかった力作であろう。(力作といえば、斉藤貴男著の梶原一騎の評伝本「夕やけを見ていた男」も同じ出版社からの発行である。)内容は、人間・崔永宜と空手家・大山倍達の2部構成。「空手バカ一代」や大山倍達の著作で知られている事柄が覆させられるが、大山倍達の偉大さに酔うことができるであろう。全620ページ、四六版上製、約700グラム!、写真掲載なし。又、発売と同時に始まった小島一志氏のブログがあり、本書で触れていない内容や極真、芦原英幸などが書かれており、読者を交えて盛況な内容である。
http://www.mugen-sha.co.jp/menu.htm?page=column/index.htm
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(39)ビデオ 直伝!崩撃の戦術 国際躰全道連盟 2005年
昨年、初めて東京で開催された総合武術・躰全道のセミナーを収録したビデオ。躰全道の基本コンセプトから独自の崩撃技、戦略技法まで躰全道の廣木道心宗家が直指導。併せて、短棒術も特典収録。
尚、2006年10月29日(日)に再び、躰全道・東京セミナーが行われます。詳細は、躰全道ホームページにて。ページのTopに戻る
http://www.budo-japan.com/live2006.html
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(38)実技空手道 第1巻 基本形 浅井哲彦著 日栄出版 昭和53年
「実技空手道」は、全5巻シリーズの空手技術書として刊行されましたが、2巻目まで出版されました。当時は、日本空手協会師範であった浅井哲彦師範による技術、解説書。第1巻は、転身の基礎練習、平安初段〜五段の形、鉄騎初段の紹介。写真多数。B5版上製判、全334ページ。後に普及版の発行がされた。
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(37) ビデオ浅井哲彦 空手道 上巻 40分 ベルキャト 1997年
「ビデオ 浅井哲彦 空手道」は、浅井空手の映像作品。監督に鈴木清順、ナレーターに原田芳雄といった豪華メンバーによる制作。驚愕の浅井空手が公開されています。基本、型、古典型、組手、捕り。撮影開始の間もない頃に、手首を骨折するアクシデントがあり大変苦労したとのことです。上・下巻。ページのTopに戻る
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(36)プログラム 第7回全国空手道選手権大会 日本空手松涛連盟
今年の7月29〜30日に東京・有明コロシアムにて日本空手松涛連盟主催の第7回全国空手道選手権大会が行われました。一般男子組手は、昨年の全空連チャンピオンである永木伸児選手が優勝しました。
そして、悲しいお知らせです。日本空手松涛連盟の主席師範である浅井哲彦先生が、8月15日に逝去されました。享年71歳。空手家としての功績を称えるとともにご冥福をお祈りいたします。合掌。
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(35)空拳道 創刊号 全日本空拳道企画室 昭和53年
九州・福岡を本部とする大文字三郎師範の創始した武道、空拳道。空手と中国拳法の長所、理論に古武道も加えた新しい総合武道である。プロカンフーの興行やプロレスラーの北尾光司がやっていたことでも知られている。雑誌形式のこの書は、誰もが理解できる分かりやすさを考慮して編集された。豊富な写真による空拳道の紹介、技術解説、マンガによる大文字三郎物語など。B5判、全64ページ。当時、発足したBJ功夫クラブ(ブルース・リー&ジャッキー・チェンファンクラブ)の入会時に提携道場の冊子として配られていた。約20年ぶりに再入手。(KライブラリーのMさん、ありがとうございました。)ページのTopに戻る
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(34)「空手古書展覧会2006in名古屋 昭和の極真特集」
2006年1月7日〜6月30日まで、名古屋の武道具店・公武堂MAX(http://www.koubudo.co.jp/)にて「空手古書展覧会2006in名古屋 昭和の極真特集」が行われました。今回は、老舗の武道具店である公武堂のリニューアルオープンを記念して開催されました。全国でも初めての未来型武道具店が誕生しました。本職の武道具の販売は元より、展示スペース「リスペクトボックス」やリング設置のイベント開催など新しい試みを行っています。今回の展覧会では、極真の第1回〜20回全日本大会プログラム、第1回〜4回全世界大会プログラムなど24点を展示しました。懐かしい資料を多くの方々にご覧いただきました。期間中、歴代の極真チャンピオンの来店もありしげしげと見入っていたそうです。http://www.koubudo.co.jp/
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(33)国際松濤館・金澤弘和館長
今年の記事でも紹介した著書「BLACK BELT KARATE」とDVD「国際松濤館空手 完全教則」全3巻にサインを入れていただきました。7月25日に行われた第26回国際松濤館全国大会にて。尚、今年の11月3日〜5日に、第9回世界大会を東京都体育館にて開催予定。海外から選手、関係者が1000人以上来日するようです。ページのTopに戻る |
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(32) CD いきいき音頭 〜健康空手でご長寿に〜 若井敦子 2006年7月 952円
空手界の型の女王がCDデビュー!世界選手権4連覇、ワールドゲームズ3連覇、全日本空手道連盟で8連覇を成し遂げた若井敦子。前人未踏の記録を打ちたて、昨年競技から引退。その凛とした演武の印象を打ち破るCDを発売。作詞・歌を本人が担当。演歌調の歌には緊張感はなく、リラックスとユーモアを感じられます。自主制作作品。若井敦子公式ホームページ。http://www.atsuko-wakai.jp/ |
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(31)「子供」と「女性」のためのSeif Defense Exercise ゼロ・プロジェクト発行 2006年
極真空手の第16回全日本大会準優勝、初代MAキックミドル級チャンピオンである竹山晴友がインストラクターを務めているファイティングスペース ゼロで作成された、解説書。竹山晴友が子供達に護身を直接指導。礼儀、手技、足技、受技、応用実技。A4、全12ページ。写真は、2006年7月11日の竹山晴友氏。ページのTopに戻る |
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(30) 続報「日本カンフー革命」出版記念パーティー
先の記事で紹介したパーティーにて、各先生達にサインと写真をお願いしました。ケタ外れ 武侠一代 田中光四郎先生 (私は表に紹介される人間ではないんです。と、恐縮する先生。)隠蔽捜査 今野敏先生 (今年の吉川英治文学新人賞作品です。)総合実戦護身術功朗法 横山雅始先生 (英語によるサインを書いていただきました。)竜司 村上竜司先生 (写真は昨年の士道館全日本大会にて。今回のパーティーでは、上下真白のスーツでした。)ページのTopに戻る
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(29)「日本カンフー革命」出版記念パーティー。先に紹介した「日本カンフー革命」の出版記念パーティーが、7月1日に新宿・京王プラザホテルにて行われました。この日は、廣瀬義龍師範の50歳の誕生日でもありバースデーパーティーでもありました。廣瀬師範の広い人脈から多くの関係者が参列しました。日本拳法協会の森良之介先生、神道夢想流杖術の松井健二先生、空手道今野塾の今野敏先生、不二流体術の田中光四郎先生、美剣体道会の河野容雄先生、中国拳法躾道会の小林直樹先生、士魂村上塾の村上竜司先生、総合実戦護身術功朗法の横山雅始先生、俳優の須藤正裕氏など散打交流大会でお馴染みの武道・武術の先生方がみえていました。廣瀬師範の挨拶を始め、お祝いの言葉、来賓紹介、義龍会の門弟による演武が行われました。
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28)日本カンフー革命 廣瀬義龍著 壮神社 2006年7月 1500円
中国武術義龍会の廣瀬義龍代表師範による技術理論書。写真を補足として、指導で語りかける文面で書かれており廣瀬師範の人柄がよく表れている。技術書といっても、型や用法の紹介ではなく、中国拳法の身体操作といった根本部分の解説をしたものである。内容章は、「技か力か?、基本なるものの検証、姿勢と体軸の検証、柔軟性・この深遠なるものの検証、より良きあしたのために、古きを温ねて新しき革命に挑む。」そして、光栄にも出来上がった著書に一番最初にサインを入れていただきました。持参の筆ペンで丁寧に書いていただき印まで押してもらいました。B5版、全102ページ。
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27)墨画DEスポーツ アオシマ・チュウジ著 自由国民社 1995年
古書店で面白い本を見つけた。見つけた刹那、空手や武道も載っている事を期待した。そして、ホームページで紹介できる喜びを感じた。「斬る、太極拳、土俵の牛若丸、K.O(これでおわり!)、射る、立行司、スポーツ・チャンバラ、中国武術、土俵入り、おメーン!、アッパーカット、YAWARAちゃん。」居合道、中国拳法、相撲、剣道、ボクシング、柔道は描かれていた。残念ながら空手はなかった。全87ページ、B5上製版。ページのTopに戻る
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26)わが夫、大山倍達 大山智弥子著 ベースボール・マガジン社 1995年
極真空手創始者である大山倍達の妻のインタビュー集。劇画「空手バカ一代」や大山倍達の著作、極真の雑誌でも多々紹介されているので、妻である智弥子さんのことはよく知られている。空手家というより人間・大山倍達の知られざる顔が紹介されている一冊。妻の立場でしか知らない大山倍達像は貴重。大山倍達の死後、極真会館館長を襲名していた時期があり、空手ワールドカップ大会の際、著書にサインを入れていただきました。平成14年には、角川文庫から文庫版としても発売されています。その大山智弥子氏が6月6日に逝去されました。享年79歳。翌日に通夜、2日後に告別式が行われ、大山倍達の技と魂を受け継ぐ極真の強者達が多々参列していました。ご冥福をお祈り致します。ページのTopに戻る
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25)日本体育・スポーツ大系8 武道・格技 教育出版センター 平成6年
このシリーズは、学校教育者・スポーツ指導者を対象に制作されたもの。日本体育・スポーツ大系全15巻の武道を特集した巻。柔道、剣道、相撲、空手道の4種目を取り上げている。空手道は、日本体育大学の道原伸司氏による執筆。学校空手道の歴史、空手道の指導、空手の基本技術、空手道の競技力向上。全246ページ。B5上製版、函付。ページのTopに戻る |
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24)VCD 記念王郷斎誕辰120周年 学術思想研討会特集人民体育音像出版社2006年
意拳創始者である王郷斎老師の生誕120周年にあたる2005年11月26日〜27日に、中国北京で行われた記念集会の記録をVCD5枚に収録したVCD-BOX。意拳の長老をはじめ多くの関係者が集まった記念行事。第1巻は、長老達の挨拶、姚承光門下などによる表演、王郷斎老師の墓参り、王玉芳老師の表演。第2巻は、4世弟子達による推手試合、散手試合。散手試合は、グローブ着用のライトコンタクトで行われています。特に、姚承光老師による模範推手と散手は見所です。第3巻は、王玉芳老師の指導と表演。第4巻は、長老達の座談会。第5巻は、長老達の表演、4世弟子達の表演。各約55分。中国図書専門店で3780円にて購入。ページのTopに戻る
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23)女の子の護身術 宮島直子著 主婦と生活社 昭和48年
なんともインパクトのある書名である。護身の本は大正時代から盛んに出版され、今日でも出され続けている。この本は、女性を対象としたもの。著者は、柔道、天神真楊流柔術、甲賀忍法などの武道経験のある父親の影響で、柔道4段の腕前。護身心構え、武道論、女性論、写真解説、場面対処法。全187ページ。ページのTopに戻る |
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22)新極真会 入門案内書、プロフィールDVD 2006年4月
入門案内書を作成している道場は多くあり、その形態は様々です。入門案内書も資料としてとらえると、貴重なものです。この入門案内書では、緑健児代表の挨拶、イメージ写真による会の活動紹介、会員登録制度についての3面による構成。プロフィールDVDは、7分間のもので緑健児代表の挨拶、新極真会の選手紹介、活動紹介がまとめられている。尚、このプロフィールDVDは新極真会のホームページでも動画として見ることが出来ます。ページのTopに戻る
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21)範士十段 喜瀬富盛伝 沖縄空手の魂 少林流拳真館 平成12年7月
全沖縄少林流空手古武道連盟拳真館の名誉会長である喜瀬富盛範士十段の記録。門下生の要望により編集委員会をつくり完成した一冊。豊富な写真掲載と多くの門下生、関係者の聞き取りにより編集。高弟による証言、生い立ち、師・祖堅方範先生、少林流の型写真紹介、沖縄の空手道、少林流の系統と拳真館、喜瀬富盛年譜、門弟による座談会など。全205ページ、上製A5版。自家出版によるものゆえ一般入手は困難。ページのTopに戻る |
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20)武術体操 生島裕著 柏書房 2006年2月 1300円
福昌堂で「月刊空手道」と「武術」の編集長を経験してきた著者の、取材と自身の修練による知識を活かした著作。対象は女性向きにイラストと簡素な文面で構成。武術=健康法という概念で、エクササイズ、日常トレーニング、食事、姿勢、歩き、心構えを紹介。又、出会ってきた武術家のエピソードも紹介。全158ページ。3月5日に行われたトークライブ「武道・武術でめざす世界2」で、サインを入れていただきました。「攻めの健康」と標語を書いていただきました。
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19)「板垣恵介サイン会」レポート
4月8日(土)に東京・府中フォーリスにて漫画家・板垣恵介サイン会が行われました。「少年チャンピオン」に連載中の「範馬刃牙」の新刊発売記念で、地元の府中にて行われました。板垣氏は、空手や武術、格闘技に造詣が深く、漫画の中でもその世界をよく描いています。当日は、連載締め切りの都合で20分遅れで会場入りし、集まったファン100人程に3時間以上に渡り、一人々に話をしながら丁寧に接していました。又、限定発売の「範馬刃牙扇子」には、漫画家の魂である右手中指印まで入れていました。今回は、盟友であるライター・高山リョウ氏と参加しました。ページのTopに戻る

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18)現代日本人名選 スポーツマン・武道家録 大阪毎日新聞社 昭和9年
日本の社会で活躍している人々を紹介。50音順に姓名、生年、本籍、学歴、現職、現住所。この別冊、「スポーツマン・武道家録」は、1206人を掲載。武道家は柔道、剣道がほとんどで、空手家は一人の掲載もなし。他には槍術、弓道、薙刀術が少々。当時の大日本武徳会に所属の武道家が多い。全416ページ、四六版。ページのTopに戻る |
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2006年4月16日(日)に新宿・京王プリンスホテルにて佐藤勝昭還暦祝パーティーが行われました。正確には「佐藤勝昭を肴に縁・還・宴」という名称でした。佐藤勝昭先生は、極真空手の初代世界チャンピオンで、現在は日本空手道佐藤塾宗師です。当日は、第21回POINT&KO全日本空手道選手権大会がありました。(優勝・大上忠伸)参列した人達は、まさに第1回世界大会の代表選手だった往年の空手家など、さながら極真同窓会のようでもありました。新極真会の佐藤俊和師範、真樹道場の真樹日佐夫宗師、士道館の添野義二館長、岸カラテの岸信行師範、大道塾の東孝代表、新極真会の緑健児代表、新極真会の三好一男副代表、新極真会の金田和美師範、勢和会のアデミール・コスタ師範、白蓮会館の杉原正康館長、勇士会の松井宣治師範、勇三道場の松本勇三師範、梁山泊空手の富樫宣弘師範、沖縄剛柔館の仲本喜一館長、日本拳法の猪狩元秀師範、SAWの麻生秀孝師範、漫画家の影丸穣也先生など。会は、発起人の紹介から、酒樽の鏡割り・乾杯に始まり、舞台では様々な催しが休むことなく続きました。先ず、佐藤勝昭の足跡として写真映像が放映され、貴重な写真が多々公開されました。還暦ということで佐藤塾門下生より赤い空手衣がプレゼントされました(写真参照)。空手演武として佐藤塾門下生による試割り、型を披露。アクロバットチームによるパフォーマンス。極真館の盧山初雄館長はちょうどロシアに行って欠席の為、ビデオレターが放映されましたが、NG編集なしで大爆笑ものでした。又、会場全員に歌詞が配られてアニメ「空手バカ一代」の大合唱。影丸穣也先生が描いた佐藤勝昭肖像画の原画コピーを5名にジャンケンプレゼント大会など大盛況でした。最後は真樹日佐夫先生による三本締めで、3時間以上に渡った「地上最強のカラテ」ワールドが終宴となりました。ページのTopに戻る
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16)沖縄空手通信創刊準備号沖縄空手通信 創刊準備号 NPO法人沖縄空手道・古武道支援センター
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NPO法人沖縄空手道・古武道支援センター 平成17年7月沖縄空手の月刊情報誌。内容は、NPOの最新情報、沖縄空手のコラム、特集記事、道場紹介、海外情報、行事予定、情報掲示板。全4ページ、A4版。2号の特集記事で、沖縄県議会において10月25日を「空手の日」と宣言。昭和11年10月25日に近代沖縄空手の重鎮7人が集まり「空手」という表記を決定したことにちなんでいる。又、4号の特集は「沖縄県空手博物館 外間哲弘館長」、6号の特集は「ハワイ空手ミュージアム チャールズ・グッディン館長」の記事が掲載。(写真参照)いずれも当連盟とは協力関係にあり、その志は同じである。NPO法人沖縄空手道・古武道支援センターのホームページ。http://www.okinawakarate.jp/karatePortal/index.jsp |
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15)沖縄県立図書館 新収蔵資料展「金城裕 空手関係図書及び雑誌」
当ホームページで告知しました金城裕先生の空手蔵書展覧会が行われました。平成18年3月23日〜27日の5日間。沖縄県那覇市の沖縄県立図書館にて。展覧会は「沖縄県立図書館 新収蔵資料展」という名称で、平成16・17年度寄贈・複製資料のもので、金城裕先生を含めて5名の方々の沖縄郷土資料が同時に展示されました。今回の展示会には、金城先生の蔵書・資料の106点が展示公開されました。併せて、今回発掘された糸洲安恒師の写真が初公開されました。展覧会の期間中は金城裕先生も来場されて、多くの空手・武道関係者と接していました。図書館で来場者に対して、全13ページ、A4版の展示目録案内が用意されました。又、「沖縄県史だより」第14号、平成17年3月4日、沖縄県文化振興会発行に金城裕先生の今回の寄贈に対する記事が掲載。表紙は1948年10月23〜25日、新宿野外劇場で行われた「沖縄人の空手大会」ポスター。(資料提供・竹内海四郎氏)ページのTopに戻る |
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14)BLACK BELT KARATE 金澤弘和著 講談社インターナショナル 2006年3月 3500円
国際松濤館の金澤弘和館長の最新書。英文版「黒帯になれる空手訓練法」。空手の基本を入門から詳細に渡り解説。部位説明、準備体操、突き、手技、蹴り、受け、移動、型、基本組手、護身術、武器。全232ページ、A4上製版。尚、この新刊書とほとんど内容が重なるDVDが4月に発売される。「国際松濤館空手 完全教則 入門篇」クエスト 107分 5600円。ページのTopに戻る
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13)「風のファイター」 |
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映画プログラム「風のファイター」2006年4月 エスピーオー漫画「風のファイター1」パン・ハッキ著 2002年11月 漫画「風のファイター10」パン・ハッキ著 2005年9月2004年に韓国で製作された大山倍達の物語映画。日本では2006年4月8日から東京で公開。韓国と日本のスタッフ、俳優で製作された話題作。原作は漫画で1989年から連載開始で、漫画本が全10巻発売。日本でお馴染みの大山倍達が、韓国ではどのように描かれているのかが見所である。ページのTopに戻る
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12)ワールド空手 2006年5月号アイケーオーマネージメント 740円
極真会館の機関誌。空手雑誌としても古い歴史をもち、前身は「パワー空手」。最新号では、とても興味深い対談が掲載されている。「伝説から学ぶ闘魂、強さを追い求めた青春」と題した大山道場時代からの古参3人による対談。郷田勇三、加藤重夫、大沢昇の3人による対談がカラー4ページに渡り掲載。とても重みのある発言が多々語られ、極真の原点とは何かを感じられる。又、大沢先生の楽しいエピソードも語られている。大沢食堂にて収録された。ページのTopに戻る |
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11)DVD「小よく大を制す 実戦17番名勝負」 メディアエイト156分 7800円
極真空手の成嶋竜、田ヶ原正文、江口美幸の3人の軽量級選手によるビデオ作品に、過去の軽量級選手の名勝負と田ヶ原正文30人組手が追加編集されたDVD。3人にサインを入れていただきました。成嶋竜選手は、左利きで左手で書いていました。田ヶ原正文選手とは15年以上の古いお付き合いで、本やビデオでの空手研究も熱心です。江口美幸選手は、著作「世界一強い女。」に多くのサインを入れて、画伯とよばれるほどオリジナルキャラクターも丁寧に入れています。(本人がモデルとか。)ページのTopに戻る |
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10)漫画家・影丸穣也先生と面会
2月其日、劇画「空手バカ一代」の漫画家である影丸穣也先生に当時の話を伺う機会がありました。空手マンガとしては最も空手界に影響を与えた作品でしょう。連載から35年が経った今日でも読み継がれ、街の書店でも売られていることからも空手漫画の王道と言ってよいだろう。今回伺った話として、「大山倍達館長とは、一度しか会っていない。作画をつのだじろう氏から継いだ直後あたりに池袋の本部道場で、練習の見学も兼ねて会った。握手した際の手の大きさが、まさにゴットハンドだと感じた。仕事として、当時は週刊サイクルの連載で5人のアシスタントと作成にあたっていた。梶原先生の原稿が遅いのは聞かされていたが、だいたい2〜3日遅れで原稿が届き作業を進めていた。それでも、締め切りには間に合わせて連載延期になったことはなかった。登場人物の資料は「週刊少年マガジン」の編集担当者が写真などの資料を用意してくれていた。ニューヨークのカンフー使いの李青鵬は、影丸先生が真樹日佐夫氏をモデルにして描いた。登場人物は、実在の人物が多いが実際に会ったことのあるのはわずか。盧山初雄氏とは先日の真樹先生のパーティーで初めて会った。「空手バカ一代」の原稿は、ダンボール箱で4〜5箱に保管されている。又、ペンネームの影丸穣也は、自分で考えた特に意味のない語呂合わせ。最近、名を譲也から穣也にしたのは、本名の稔に近づけた。影丸先生自身のサイン会は、過去一度行われたことがあり、ちょうど「空手バカ一代」デラックス版が発売された時、新宿の紀伊国屋書店で行われました。」今回、「空手バカ一代」スペシャル版の8〜17巻の10冊に影丸先生のサインを入れていただきました。尚、松宮康生ホームページの中に、影丸穣也先生の紹介ページがあります。http://www.k-matsumiya.jp/jk.html
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9)DVD「サムライたちの宴」 アッパー 2006年3月 3810円
20年前の熱きキックボクシングの名勝負がDVDになった。1986年の竹山晴友vs鈴木秀男の龍虎決戦を始め、竹山晴友vsニューガルト、vsラクチャートや、向山鉄也vsパーヤップ、斉藤京二vs甲斐栄ニなど日豊キック時代の名勝負を収録。竹山vs鈴木の龍虎決戦の初戦では現・極真会館の松井章圭館長が花束贈呈でリングに上がった。竹山の膝蹴りによるKO勝ち。2度目は、終始気迫で押した鈴木ペースで、パンチでダウンも奪い、鈴木の判定勝ち。第一部は日豊キック集12試合、第二部は竹山晴友の6試合収録。8ミリビデオによる撮影映像。117分。ページのTopに戻る
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8)合気修得への道 木村達雄著 合気ニュース 2005年11月 2700円
大東流合気柔術の佐川幸義先生の直弟子で、後継者にあたる木村達雄氏の2冊目の著作。前作「透明な力」は、武道書としてはロングセラーとなっており、武道を志す人々に大きく影響を与えた一冊である。今回の新刊は、雑誌「合気ニュース」に掲載されたものを基にまとめられたもの。佐川幸義先生の写真が100枚も収録されている。前著では触れられなかった佐川先生の実像やその後の著者の修行について書かれている。そして、合気とは何かを見つけるヒントに満ちた書でもある。佐川先生に投げられると痛みより心地よさを感じるというくだりや、「透明な力」の発売日のちょうど3年後に亡くなられた因縁など読み所が満載。又、95歳の時に書いていただいた佐川幸義先生のサインも載っている。全240ページ。A5版、上製ページのTopに戻る |
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7)空手文化 創刊号・第2号 遊天文化懇親倶楽部 2001年・2003年
江上茂先生の日本空手道松濤会の機関誌。江上茂先生の写真や書、絵も掲載。創刊号は、平法としての空手道に志す人に(文・江上茂)、セビリア門下生達による武道対談、最先端生命科学論、門弟による空手雑感、空手道文化的価値観を探るなど。第2号は、江上茂先生23回忌レポート、思考とアイデンティティ、創刊号の連載続きなど。B5版、各96、100ページ。各1500円。日本空手道松濤会のホームページの中で、書籍紹介の項目もあります。
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http://www.shotokai.jp/japanese/index.html
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6)歴史時代書房 時代屋 瓦版 開店記念号
今年2月10日に、東京都千代田区小川町に「歴史時代書房 時代屋」という書店がオープンしました。神田古書街の近くです。店名の通り、歴史時代小説の専門書店である。このお店で発行した情報紙が「瓦版」。何よりお店造りが最高に面白い。遊び心満載である。本は元より玩具、雑貨、DVD、茶屋まである。専門店としてのこだわりで、中国、韓国、南蛮ものにも及ぶ。そして、武道、忍術も。店内にある千社札発行機で空手古書道連盟のものを作ってみました。ちなみに300円。「サラリーマン空手日記」に紹介されてこの店を知りました。多くの新刊書店、古書店に行きますが、あまりにユニークな店で記事にしました。ページのTopに戻る
http://jidai-ya.com/index.html
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5)武聖 昭和大鑑日本武道顕彰保存協会 昭和58年
日本武道顕彰保存協会の創立10周年を記念して制作された記念誌。日本武道顕彰保存協会は、武道の記録・資料を保存する役割と武道家の交流を目的として設立された組織。本部事務局は、日本文化の源である奈良に設置。13項目の武道論文から始まり、日本武道顕彰名鑑として剣道、居合道、弓道、柔道、合気道、空手、拳法、古武道の武道家を紹介。地域別に編集され、一人につき2ページにわたり、写真、基本プロフィール、武歴、所属団体、功績、活動歴、武道についての短い論文など。空手では、知心流、剛柔流、空真流、糸東流、和道流、北溟流、糸洲流、松林流、千唐流、松濤館流の各空手家が紹介。全718ページ、B6版、函入り。ページのTopに戻る
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4)八極拳ノート 山田英司著 東邦出版 2005年11月 1800円
サブタイトルは、発勁呼吸と戦闘法概論。前著「武術の構造 太極拳を実際に使うために」の続編。著者の山田英司氏は、格闘技雑誌の編集のベテランとして知られている。長年に渡る取材と自身の研鑽により、道場開設もしている武術家でもある。多くの格闘技、武術を見て、経験してきた著者が特に力入れしてきたのが、今回のテーマである八極拳。独自の山田理論が満載。著者自身の連続写真による解説もされており、技術書でもある。誌上や空想だけでなく、身体をもって実証している山田氏の姿勢には、編集者として何よりの強みであろう。山田ワールド炸裂の一冊。既に3冊目の著作に取り掛かっているとか。写真はフルコム事務所にて。もちろんサインも入れていただきました。ページのTopに戻る
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3)「金城裕氏所蔵空手史料展示会」
昨年の記事でお伝えした首里手の空手家で空手研究家でもある金城裕先生の所有されていた空手書籍、資料の展示会が行われることになりました。沖縄県文化振興会・史料編集室により「金城裕氏所蔵空手関係単行本目録」と「金城裕氏所蔵空手・武道等関係史料目録」が昨年にまとめられています。空手発祥の地・沖縄でも初めての空手展覧会になります。詳細は以下の通りです。写真は、2005年11月23日に行われた日本空手道研修会全国大会での金城裕先生。ページのTopに戻る「金城裕氏所蔵空手史料展示会」のお知らせ 2006年3月24日(金)〜3月27日(月)の4日間沖縄県立図書館 http://www.library.pref.okinawa.jp/index.html
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2) 型から学ぶ空手道 盧山初雄+岡崎寛人編著 気天舎 2005年11月 2400円
昨年11月23日の極真館第3回全日本大会に合わせて完成、発売されました。極真といえば組手や試合が注目されるが、この数年は型に対する見直しと競技も始まっています。極真の型だけの教本は初めてである。(試し割りの教本は有り)特に極真館では、武器術や他武術に対する取り組みも積極的に行っている。この書の内容は、平安1〜5、撃砕小の型の解説、平安基本分解組手、基礎訓練、周氏の棍の解説。連続写真と運足図を用い、更に型の要点を紹介。全144ページ、B5版。編著者の岡崎寛人師範は、極真空手に糸東流空手、無外流居合道にも造詣が深い。又、空手や武道書の収集・研究にも熱心で、大阪の古書店で岡崎師範の名がでてきて、驚いたことがありました。
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1)「真樹日佐夫先生 作家生活45周年 感謝の宴」レポート2006年1月20日(金)にホテルオークラ東京にて「真樹日佐夫先生 作家生活45周年 感謝の宴」が行われました。出版、格闘技、芸能界から300人以上が集まりました。先ず、発起人の38人が紹介され、発起人を代表して作家・猪瀬直樹の挨拶、真樹日佐夫先生の挨拶と続きました。「双葉社の雑誌でデビューした年は、皇太子殿下が誕生した年でもあった。作家45年、空手40年、役者30年が経った。ちょうど、明日1月21日は兄・梶原一騎の命日で良い報告が出来る。」そして、酒樽の鏡割りに続き、士道館・添野義二館長による乾杯となりました。宴はテーブル指定席で中華料理がだされました。歓談中、特設モニターで、真樹日佐夫先生の足跡、作品紹介、映像紹介が放映されました。そして、各界からのお祝いの挨拶があり、空手界からは極真館・盧山初雄館長、佐藤塾・佐藤勝昭塾長、新極真会・緑健児代表の挨拶がありました。そして、2月25日公開の新作映画「ワル最終章」の紹介と三池崇史監督、主演の哀川翔の挨拶がありました。その後、Tバックスの歌とジョニー大倉のロックンロールが舞台であり会場を盛り上げていました。又、今年に制作・公開される原作映画は、「竜司、探偵物語、愛しのOYAJI、スターダム。」更に、アメリカで真樹作品の全作品がシリーズとして公開されることも発表されました。2時間以上に渡った宴の締めは、前田日明が三本締めで締めました。多くの著名人が参加した中、空手・格闘家では鈴木国博、南里宏、杉原正康、佐山聡、坂口征二、伊原信一、シーザー武志各氏の顔が見られました。ページのTopに戻る
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