下に簡単に工程の説明をしていますが、図の5)番から10)焼き入れまでの工程を刀匠に指導を受けながら実際に作業します

1)

小柄の素材としての鋼を焼き入れをしてヤスリがのる程度に造ります。寸法約長さ三寸、幅三分、重ね一分ほど。

次に約三分の一を「なかご」として細く伸ばしてゆきます。長さ約二寸三分

2) 先を尖らせ切先を作ります
3) 所定の寸法まで素のべをします。長さ三寸五分ほど幅三分重ね一分弱「なかご」ながさ二寸三分
4) 刃方を薄く火造ります。これを一度赤めて徐冷しておく。長さ三寸八分五厘、幅四分二厘、元重ね八厘、先重ね四厘、「なかご」長さ二寸四分

寸法はおおよその目安です
作業に入る前、刀匠とお茶を飲みながら打ち合わせ
5) 「やすり」と「せん」を使い線をきめてゆく。棟は片削ぎに丸みをつけ刃方はなるべく薄くする。
6) 焼きによる反りを勘定に入れながら伏せておく(下向きの角度をつける)
7) 「やすり目」を立てて仕上げる

8) 「銘切り」刀と同様きちんと下書きをして、字配り書体などを決める。

なかなか難しい作業ですが、刀匠に助けてもらうことも出来ます
9)

土のせをして、刃紋を土取りします。そして乾燥させます。

ここまでくれば後は乾燥を待つ間束の間の一服です
10)

クライマックスの「焼き入れ」です
本番は真っ暗な中で行うので、明るい状態で手順を何回も練習しますので、本番も安心です

いよいよクライマックスの「焼き入れ」です。真っ暗な室内で赤く焼けた頃合いを確認して棟から素早く水に入れます。最後になかごをなまします。

不思議、感動の瞬間です

この後は「研ぎ」、「白さや」の制作へと進み、約二ヶ月後に完成品を店頭または宅配便でお渡しいたします。
作品は宅配便による納品もいたします。(送料実費)

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